一田憲子の「おへそのすきま」取材の舞台裏その1

一田憲子のおへそのすきま
2016.09.05

 

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9月になりました。
だんだんと秋の気配が深くなっていきますね。
みなさま、いかがおすごしでしょうか?

「暮らしのおへそ Vol.22」
お手にとっていただけたでしょうか?

さて、今回巻頭に登場いただいた、森本千絵さん。
知る人ぞ知るコミュニケーションディレクターですが、
おへそ読者のみなさんは
ご存知ない方もいらっしゃったかもしれません……。

 

実は、私はずいぶん前から千絵さんのことを存じ上げておりました。
というのも………。

私がジュリーこと沢田研二さんのファンだということは、
このブログの読者の方々はよ〜くわかってくださっていると思うのですが、
森本さんのお父様は、
なんと、かつてジュリーのマネージャーを務めた方だったのです。

昔のジュリーのツアーパンフレットには、
子供の頃の千絵さんが、モデルとして、
一緒に写っていたりします。

(今回千絵さんには、このことはお伝えしませんでした。
 取材の動機がここにあるわけではなかったし……。
 今、この場で初告白です……)

その後、いろいろなメディアで、千絵さんのご活躍を知り、
昨年には、初めてのご著書「アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話」
を読ませていただいて、

わ〜〜、この人に会いたい!!

 

と強く思ったのでありました。

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千絵さんは、
博報堂でアートディレクターとして活躍後に独立。
デザイン事務所「goen」を主宰されています。

一昨年、結婚された千絵さん。
ご自身の結婚式は、「本気で力を入れた」そう。

本にはそのときのことも綴られています。


スケッチブックにビジョンを描き、企画書をつくり、
一緒に物語を紡いでくれるクリエイターとなんども打ち合わせをし、
コミュニケーションをとりながら
アイデアを整理し、発展させ、「結婚式」をつくっていきました。

 

なんという熱量!なんという集中力!

仕事でもプライベートでも、
千絵さんは、「やる」と決めたら、とことん本気なのです。

その「本気」のスイッチの入れ様を
私は千絵さんに教えていただいた気がします。

できるはずないし……。
時間ないし……。
そこまでやらなくてもいいし……。

いろんな理由を見つけて、
できる範囲でやる。

人って生活している中で、新しい何かを始めようとすると
頭の中でそんな計算をしがちです。

でも、「やる」と決めたら
自分のできることをすべて総動員して、徹底的にやる!

 

それが、千絵さんのすごさです。

でも、ご本人はこうもおっしゃるのです。

「デザインするときは、自分をからっぽにして
 とことん『相手の力』を使います」

 

すごい仕事をしている人に会うと、
周りのプロフェッシャルの力を「生かす」姿が
必ずあります。

自分の中にあるものだけじゃ無理。
だから、耳をすませ、相手の中から力を引っ張り出す……。

がむしゃらに、自分を消耗するだけではない
頑張り方が、そこにありました。

 

昨年ひとり娘を出産後は、がらりと「おへそ」が変わったそう。
何がどう変わったか。

ぜひゆっくり読んでみてください。

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これは、取材に伺って名刺交換させていただいたときに
いただいたもの。

「goen」=「ご縁」にかけて作ったものだそうです。
 大切な宝物になりました。 
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