脚本家・木皿泉の幸福論 Vol.1

暮らしのおへそ
2017.01.04

 

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連続ドラマ『すいか』、『野ブタ。をプロデュース』など
人気作品の脚本を手がけてきた木皿泉さん。

木皿泉とはユニット名で、
夫・和泉努さん(通称トムちゃん)と
妻・雌我年季子さん(通称ときちゃん)が共同作業で執筆しています。

2004年に和泉さんが脳出血で倒れ、介護生活に。
そんな試練もなんのその、ふたりはまっすぐ前を向き
じわんりと心に染みる物語を紡ぎ続けてきました。


大きな事件は起こらなくてもお茶碗に残された梅干の種から
圧倒的な幸福感が立ち上る──

そんなシーンのように
ささやかな日常
愛おしく抱きしめて生きるには
どうしたらいいのでしょう、木皿さん!

 

普通の人の日常を、愛おしく、ファンタジックに描く夫婦脚本家・木皿泉さん。
夫・和泉努さんと妻・妻鹿年季子さんの共同執筆というユニークな創作スタイルで、
妻鹿さんがまず書きはじめて、そこに和泉さんが笑いの要素を加えたり
、アイディアを足したりして重層的なストーリーを作っていくのがふたりのやり方。
仕事以外の暮らしのあれこれもほぼ一緒という仲のよさ。
そんなおふたり、どんな毎日をすごしているのでしょうか?

「朝6時に起きたらまずは、朝ごはん。アボカドとヨーグルトに亜麻油をかけて。
ローソンのグリーンスムージーも毎朝飲むし、ファッションモデルみたいやな」と和泉さん。

体のために最新の健康情報をチェックする一方で、
神様のみえざる力も信じていて、ゲン担ぎをすることも。

「ある日、大黒様の小さな人形が真っ二つに割れて玄関の前に落ちていたんです。
これはいい知らせや、この仕事成功するで、とトムちゃん(和泉さんのこと)が言うので、
すぐにくっつけて飾っておきました。
すると、手がけていたドラマ『野ブタ。をプロデュース』が大成功。
それ以来、大きな仕事の前には、大黒さまを買うのが“おへそ”になりました」

Vol.2に続く

『暮らしのおへそVol.22』より

text:木村愛 photo:興村憲彦

 

Profile

木皿泉

KIZARA IZUMI

和泉努と妻鹿年季子による夫婦脚本家。2003年連続ドラマ『すいか』で向田邦子賞を受賞。2005年年『野ブタ、をプロデュース』、2010年『Q10』など人気ドラマを多数手がける。2013年、初の小説『昨日のカレー、明日のパン』(河出書房新社)を上梓。NHKで放映されたドキュメンタリーを収録した『木皿泉~しあわせのカタチ~DVDブック』も話題。

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