日本人向けにリサイズされて、より着やすく! 「ジョン スメドレー」のニット

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2016.02.22

名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。

photo : 千葉亜津子 text : 三宅桃子

 

おしゃれさんのクロゼットを拝見するたび、「ニットといえば、これ」というほど、愛用率の高さを実感させられるのが「ジョン スメドレー」。ロンドンから約3時間をかけてたどり着くダービシャー州にある工場で、200年以上にわたって極上のニット製品を作り続け、英国王室御用達の称号も授与されました。

30以上の工程を経る、ていねいなものづくりはそのままに、その時代の空気感や体形の変化にも柔軟に対応してきましたが、この春5年ぶりに見直したのが定番のトップス類です。

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半袖クルーネックニット 右¥26,000、左¥25,000 ※以下、商品の価格は2016年2月現在のもので、表示は税抜です。

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長袖クルーネックカーディガン 右・左:各¥32,000、中¥33,000

一見わかりづらいかもしれませんが、先シーズンまで展開されていたものと比べると、その違いは一目瞭然!

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上に重ねた黒が旧作、下のグレーが新作

「今までは女性の体のくびれを強調したシルエットでしたが、新作はゆるやかなラインに。近年の“ノームコア”ファッションの流れを汲んで、ほどよくゆったりとした造りにシフトしました」と語るのは、PRの和田かおりさん。

同じくPRの野崎花好さんは、「リサイズ後のほうが着こなしやすくなりました」との感想が。

「旧作ではコンパクトな形を楽しんでいましたが、新作はつかず離れずのゆとり感が心地よくて。いい意味で、今っぽい着こなしができそうな予感がしています」

全体のシルエットが変わったぶん、ボタンの数も調整して9個から7個へ。また、前立ての裏にグログランテープを施したことで、伸び止め効果も強化されました。

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素材は、これまでと変わらない「ジョン スメドレーズ シーアイランドコットン」。きめが細かく、ほんのり光沢を持つ30ゲージのニット生地は、最上級と高く評価されています。その肌ざわりは、まるでカシミヤのようななめらかさ。やさしい着心地と上品な佇まいのニットは、普段はもちろん、お出かけ仕様としても活躍してくれること、間違いなしです。

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Vネック長袖ニット 各¥28,000

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クルーネック長袖ニット 各¥28,000

半袖とカーディガンのほかにも、長袖のクルーネックやVネックもスタンバイ。お客さまや販売スタッフの声も取り入れ、企画チームが妥協なく微調整を繰り返して仕上がった新シルエットを、いち早く体感してみて。

リーミルズ エージェンシー(ジョン スメドレー)
TEL 03-3473-7007

公式オンラインショップ  http://lea-mills.jp   

公式サイト  http://www.johnsmedley.jp

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