大人暮らしで見直したものアンケートvol.2 文筆家・青木美詠子さん

「大人暮らしで見直した10のもの」1週間特集
2017.11.15


先月発売の新刊「大人暮らしで見直した10のもの」、おかげさまで大好評で、重版分も店頭に並び始めました! ぜひお手に取ってみてくださいねー。
そして、この本の中で、いろいろな職業の方に「年を重ねて見直したもの、切り替えたこと」のアンケートに答えていただいたのですが、とっても興味深く参考になる回答がたくさんあったにも関わらず、本ではスペースの関係ですべてご紹介できませんでした。

そこで今週は、「暮らしとおしゃれの編集室」で特別に未掲載分も含めてまとめて読んでいただけることに! ぜひ、大人暮らしの参考にしてみてくださいね。

 

文筆家 青木美詠子さん

aoki

冬に着るニットは、ウールから
カシミヤなど軽い素材に

すべてとはいかないのですが、少しずつ更新中です。実際に着るまでは、ウールとそこまで違わないのでは? と思っていましたが、カシミヤ、アンゴラ、アルパカなどの素材はすごく薄くて軽いのに、格段にあたたかいんです。逆にウールは少し重く感じるようになってきました。


地味めが多かったトップスに
明るい色が加わるように

年を重ねると、上半身(特に顔のすぐ下)は白や明るい色のほうが、顔色がよく見え、自分の気持ちも明るくなると思います。なので、意識して明るい色を選ぶようになりました。ただ、下半身に明るい色を持ってくると、膨張して太って見えてしまうので、ボトムは暗い色を組み合わせることが多いです。


すべて着心地のいい
天然素材の服に切り替え

靴下の重ね履きをしたり、半身浴をするなどして体を下半身からあたためる“冷えとり”を実践するようになって20年以上。冷えとりをしていると、通気性の問題や着心地から化繊のものは身につけなくなります。今ではほぼ、天然繊維です。特にインナーのシルクやオーガニックコットンは、うっとりするような心地よさで、かぶれたりもしません。冬の静電気も気にならなくなりました。


どんぶりものは陶器ではなく
漆の大椀でいただきます

ここ数年、大ぶりな陶器のどんぶりがずっしり重く感じるようになってきました。その点、漆のお椀はベースが木なので、軽々。我が家のものはわりと安価なものですが、それでも漆を使うとなんとなく、どんぶりものや汁ものがおいしく感じられます。


即席だしは使わず
きちんとだしを取るように

若い頃はよく即席のだしを使っていましたが、添加物に敏感な夫に合わせているうちに、常にだしをとるようになりました。我が家のやり方は簡単。大鍋に水と昆布、干し椎茸を放り込んでおき、沸かすだけ。台所の片隅には、いつもその大鍋のだしがあります。お味噌汁は、そこに鰹節を足して。天然だしのおいしさに勝るものはないと思います。

 

ほこりが気になる
かご収納とはさようなら

以前は大好きだったかごも、最近は間に入ったホコリが気になったり、ひとつひとつ拭いたりするのが面倒に……。収納グッズは、とにかく表面が平らなものを選ぶようになりました。素材は天然木、プラスチック、金属などさまざまですが、掃除の時にひと拭きできれいになるフラットなものを選んでいます。


掃除道具の種類が
豊富になりました

いろいろと種類がある掃除道具。できるだけ積極的に使うようになりました。お風呂から上がったあと、壁や床の水切りをするスクイージー、コンロまわりの汚れを洗剤なしで落とすマイクロファイバーのクロス、カーテンの上やストーブなど、でこぼこした場所のホコリを取る馬毛ブラシなど。それ用につくられているだけあって、とても掃除がしやすいのです。便利なものにきちんと頼るようになったのも、ここ数年の暮らし方の切り替えかもしれません。


調光つきの照明で
明る過ぎない部屋に

ベッドサイドの灯りをダイヤルで調光できるタイプにしたら、大正解。この年になると、ほの暗い灯りに癒されるんです。あとから寝る人が点灯しても、最低限の光に調節できるので助かります。また、トイレも同じく調光タイプに。夜中にトイレに起きたときも、まぶしすぎることがありません。


静寂の中で新聞を読む時間が
豊かなものと感じるように

テレビもつけず音楽も流さない、静寂の時間。以前は寂しい気もしましたが、年を重ねると、それも豊かで必要な時間だと思えるようにもなりました(まだまだうちはテレビを見ていることが多いですが)。その静けさの中で新聞を読むのも、いい時間。パソコンやスマホで見るネットニュースと違って、新聞紙に向かっているとゆったりした気持ちになります。見たいニュース以外も目に入ってくるので、小さな記事で和んだり、暮らしのヒントをもらえたりします。

 

仕事

パソコンはデスクトップ型にして
姿勢をまっすぐ

ずっと、仕事はノートパソコンでしていました。でも、どうしても見る角度は斜め下向き。おまけに画面が小さいから、文字も画像も小さめ。それらが首や肩のこりにつながりそうで、大画面かつ、少しでも首がまっすぐになるデスクトップ型に。同じくスマートフォンも大画面のものに買い替え、下を向きすぎず見るようにしています。


肩より頭のマッサージを
重要視するように

パソコン作業で頭がパンパンになった時、頭、おでこ、目のまわり、耳の横などをやさしくマッサージすると、自己流でもけっこう回復することに気づきました。脳の疲労を取るのは体全体にも重要だと聞いて、わかりやすくつらい肩こりよりも、頭まわりのコリをほぐすほうに目を向けるようになりました。

 

edit:鈴木麻子

→新刊の詳しい内容はこちらから
【前編】
【後編】
【コラム編】

Profile

青木美詠子

mieko aoki

20年以上続けている冷えとりや、家事の工夫や人間関係など、独自の目線で日々を切り取り、文章に綴る。近著は『あおきさんち、家を買う。』(マイナビ出版)

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