長坂透さん(雑貨、インテリアショップ運営会社社長) 石井風子さん(雑貨、インテリアショップ企画ディレクター) 【後編】

ふたりのおしゃれ
2016.03.30

【前編】はこちらから。

 

彼女は、人を思いやる気持ちを常に持っていて

ときどき、ハッと気づかされますね。

 

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仕事とプライベートはきっちり分け、会社では家の話はしないし、家に帰ると仕事の話はめったにしないそうです。時間に正確な透さんは、夕方になるとスパッと仕事を切り上げ帰る準備を始めます。

 

風子--- すごく忙しくて、仕事もたくさん抱えているはずなのに不思議ですね(笑)。でもそのメリハリのお陰で、私も早く帰るようになりました。

 

ワインが最高においしくなるという「ショット・ツヴィーゼル」のワイングラス、「サタルニア」の白い皿。日々の暮らしを豊かにしてくれるのは、お店でも取り扱う道具や器の数々です。

 

風子--- 一緒にご飯を食べてくれる人がいるって、すごく幸せだなあって思うんです。夫婦っていろいろなことがあるけれど、結局『おいしい』を共有できるのが、いちばんのよさじゃないかなあ。

 

似ているところもあるけれど、違うところはとことん違うというふたり。

 

風子--- 彼はちゃんと段取りをして計画を立てる人。私は出たとこ勝負で、ハプニングが大好き。いざこざはしょっちゅう。絶対に歩み寄れないですね。

 

透--- 自分とは違うんだと、理解はできるようになったけれど、合わせるのは無理ですね(笑)

 

相手に合わせるのではなく、理解する。

自分が選んだ人だから、きっと大丈夫。

 

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風子--- 無理して合わせなくてもいい。そう思えるようになったのは、最近になってからかなあ。でもね、自分なりに一生懸命考えて、それでも答えを出せない時に、彼に聞いてみるんです。そうすると、あんなに考えてもわからなかったことに対して、思いも寄らなかったものの見方をポンと出してくれる。それはすごいな〜って思いますね。

 

夫婦は違って当たり前。むしろ違うからこそ、互いにないものを補い合い、自分以上の豊かな人生を手に入れることができる……。常に夢を追いかけ、ときに喧嘩し、それでもと気を取り直して歩き出す……。そんなふたりは、互いが互いを磨き、輝きを増しているように見えます。

 

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『ふたりのおしゃれ』より

photo:亀山ののこ text:一田憲子

Profile

長坂 透 石井風子

Toru Nagasaka Fuko Ishii

長坂さんは1955年生まれ。家具メーカーを経て愛知県瀬戸市の器メーカーに転職。石井さんは、1957年生まれ。美術大学卒業後同社に就職。結婚後、福岡で雑貨の卸しを手がける(株)Weeksを立ち上げ、ショップ「スリービーポッターズ」をオープン。数々の雑貨店などを展開。

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