アタッシェ・ドゥ・プレス 加藤広美さん【前編】「厳選されたものを長く愛用。必要なときに特別ケアを足しています」

わたしたちのコスメのはなし
2018.07.17

ヘアメイク・草場妙子と、エディター・柿本真希が、素敵だと思う方々に、普段使っているコスメを通してその人の“綺麗のモト”を伺うこの連載。

第9回のゲストは、アタッシェ・ドゥ・プレスの加藤広美さん。いくつかのブランドのPRを務める加藤さんは、ファッションはもちろん、ライフスタイルや大人の女性として凛としたその佇まいにも注目されています。その綺麗のモトはどこからきているのか、お話を伺いました。

01
草場「展示会などでお会いするたび、ファッションとメイクのバランス、ヌケ感が素敵だなぁと思っていました。メイクはお好きですか?」

加藤さん「実はメイクには苦手意識が少しあります。色をのせたりするのが苦手で、アイシャドウもチークも使っていないんです」

草場「本当ですか? 赤リップが素敵だなぁと思っていました」

加藤さん「たしかにお洋服に合わせてリップの色は変えたりはしています。でも、私はどちらかと言うと、スキンケアのほうが好きなんです」

草場「スキンケアは決まったものを使っていますか?」

加藤さん「ここ何年かは、“ちふれ”の化粧水です。旅先にも持っていくので、小さなスプレーに詰め替えて、ばしゃばしゃと惜しみなく使っています」

02
草場「こちらを長く使っている理由は何でしょう?」

加藤さん「私はわりと敏感な肌なので、肌に合わないものや強いものは、使うと赤くなったり痒くなったりすることがあるんです。なので、肌に合ったものは、長く使うことが多いですね。それに、“ちふれ”は近所で気軽に手に入るというのもありがたいです」

草場「毎日使うものなので、気軽さは大事ですよね。Oltanaのナイトクリームは私も好きです。朝と夜でアイテムを変えていたり、その時に必要なものを使っていらっしゃるという意識の高さが素晴らしいです。化粧水の後に、この“Aesop”のフェイシャルエッセンスを使っているんですね。私、これは初めてです。ちょっと手に出してみてもいいですか? しっとりしているけれど、ベタつきはないですね。とってもいい香り!」

加藤さん「“ちふれ”の化粧水は香りがほとんどないので、この“Aesop”の香りで癒されています。以前“Aesop”のカンファレンスに参加してレクチャーしてもらったのですが、その共同責任者の方がとっても美しかったので、この方を信じてついていこう! と思ったのがキッカケです」

草場「信頼できる方に出会えるのって大事ですよね。敏感肌とおっしゃっていましたが、乾燥も気になりますか?」

加藤さん「冬は特に、乾燥が気になる時がありますね。カサついたりヒリヒリしたりした時は、バームを足しています」

草場「季節で使うものを変えるというよりは、足りないときに足す感じなんですね」

03
加藤さん「季節ごとではなく、朝と夜でスキンケアを変えています。“ちふれ”と“Aesop”は夜用。朝は“oltana”の化粧水とデイクリームを使っています。朝は、石鹸は使わずにぬるま湯で顔を洗い、この2つをつけたら完成です」

草場「“oltana”は保湿力が高いですよね。私も好きです。このデイクリームも、しっとりしつつ、テクスチャーが軽いので使いやすいです。しかも加藤さん、朝はぬるま湯洗顔なんですね! 私もそうです。洗いすぎはよくない気がしています。特に乾燥しやすい肌、敏感肌の人にとって洗いすぎは禁物ですから。でもベタつく季節は、Tゾーンにのみ洗顔料を使うのもおすすめです。私は気になる部分だけ“SHIGETA”のピュアムースで洗っています」

加藤さん「ピュアムースですね、メモしておかなきゃ。私は、夜だけは石鹸で洗顔しています。“ガミラシークレット”を使う時が多いですが、今は友人が作ってくれた米ぬか石鹸を使っています」

草場「手作りの石鹸なら、きっとシンプルなレシピで作ってらっしゃると思うので、安心ですよね」

加藤さん「シンプルなレシピは安心ですし、使うたびに友人のことを思い出します。そして、朝の洗顔後には蒸しタオルを顔にあてています。血行を良くするためでもありますし、さっぱり気持ちがいいので。ハンドタオルを二つ折りしてくるくる丸めて、丸めた中にお湯をかけると、ほどよい温度の蒸しタオルができるんです。ヘアメイクさんにお聞きして試して以来、習慣になりつつあります」

草場「気持ちよさそう! いいことをお聞きしました。顔まわりは保湿重視のシンプルケアでしたが、ボディケアはどうしていますか?」

04
加藤さん「首まわりまでは、化粧水をそのままのばして使っています。膝やかかとには“Aesop”のクリームを、乾燥がひどい時には“WELEDA”のスキンフードを塗ることもあります」

草場「スキンフードは、こっくりとしていて保湿力が高いですよね。私も肘やかかとなど、気になる部分に使います。ボディケアで大事にしているのは、保湿力と香りでしょうか?」

加藤さん「そうですね。“Aesop”のクリームも、大好きなゼラニウムの香りを選んでいます」

草場「私もゼラニウム大好きです。香りは何をつけてらっしゃいますか?」

加藤さん「LE LABO”のSANTAL 33いう香りを、ここ5、6年メインにしています。トワレとパフュームオイルどちらも持っていて、シーンごとに使い分けています。サンダルウッドなので、ちょっとお寺っぽい香りかも?! 実際につけると、静寂さの中に少しスパイスのきいた香りがお気に入りです。

05
草場「何だか大人の香りがします。大人っぽいのだけれど、芯のある香りで、加藤さんにピッタリ。何だか納得しました」

加藤さん「オイルのほうは、ボディクリームに少しだけ混ぜたり、お風呂に垂らしたりすることもあります。部屋でも、この同じ香りのキャンドルを使っています」

草場「この香りが落ち着くんですね、きっと。もう自分の香りとして馴染んでいらしゃるのかも」

加藤さん「そうですね。旅によく出かけるので、このオイルは必ず持っていきます」

草場「旅で、どこかお気に入りの場所はあるんですか?」

加藤さん「もうどこでもいいんです(笑)。日常とは違う景色に出会えたり、乗り物に乗って移動したりできれば」

草場「一人旅もよく行かれますか?」

加藤さん「旅の半分以上は一人旅かもしれません。思い立ってすぐに出かけることも多いですし、海外へも一人で行ってしまいます。旅はライフワークです

草場「“SANTAL 33”のパフュームオイル以外に、旅先に持っていくものはありますか? もしかしたら“Oltana”も持っていくのでは?」

加藤さん「そうなんです! 小さなものが好きなので、“Oltana”は小さいトラベル用のものを買っています」

草場「旅先の荷物はコンパクトにしたいですもんね。私も旅用サイズ、大好きです。化粧品は小さいもののほうが、新鮮なうちに使い切れるのもいいですよね」

加藤さん「自分が愛用しているものを今回集めてみたら、見事に全て小さいサイズで!」

草場「今日お持ちいただいたものを拝見していて、やはり統一感があるというか、加藤さんらしいものばかりだと感じました。パーマをかけてらっしゃると思うのですが、ヘアケアのこだわりはありますか?」

06
加藤さん「シャンプーなどにこだわってはいませんが、ヘアワックスは“product”のものを愛用しています。テクスチャーも香りも好きなんです」

06a
草場「私もこのヘアワックスは好きです。このラベンダーの香りがお好きなのでしょうか?」

加藤さん「はい。ローズなどの甘い香りより、ハーブの香りのほうが好きです」

草場「私もそうです。グリーンを感じる香りのほうが落ち着きます。ローズマリーなどはどうですか? 私は、最近セージが特に好きで……」

加藤さん「私もローズマリー、セージ、ペパーミント、どれも好きです」

草場「気が合いますね! ではいよいよ、メイクのことについてお聞きしようと思うのですが……」

→後編に続きます

edit&text:柿本真希

Profile

加藤広美

Hiromi Kato

アタッシェ・ドゥ・プレス「JOURNEY」主宰。ファッション、雑貨、生活道具から個性のある小さなショップまで、さまざまなブランドのPRとブランディングに関わる
instagram 「@journe__y

草場妙子

Taeko Kusaba

1979年、熊本生まれ。2006年独立。雑誌や広告、CMなどで幅広く活躍するヘアメイクアップアーティスト。コスメ好きが高じて、インスタグラムではおすすめの美容アイテムを紹介。初の著書『TODAY’S MAKE -UP 今日のメイクは?』(アノニマ・スタジオ)が好評。

柿本真希

Maki Kakimoto

フリーランスエディター・ライター。二児の母。様々な媒体やカタログにて、編集・執筆・連載・インタビューを担当。ニュージーランドにて母子留学を2年半。2014年秋に帰国後、エディター・ライター、ディレクターなど多岐にわたり活躍中。
http://www.makikakimoto.com
instagram 「@makikakimoto

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