【ブログ】一田憲子の「おへそのすきま」~「やる」と「やらない」の境界線

一田憲子のおへそのすきま
2016.05.28

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みなさ〜ん!
いよいよ30日(月)
「暮らしのおへそ」別冊 お掃除ムック
「暮らしを みがく」が発売です。

どうしても後回しになってしまいがちな「掃除」を
どうやって暮らしに「定着」させるか。
いろんな方にお話を伺いました。

こんな人も。

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森三中の大島さんは、お掃除大好きなんですって!
家中コロコロを使って、きれいに掃除。
その理由は………。

 

こんな人も。

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堀井和子さんは、実はお掃除が苦手だと聞いて
びっくりでした!
それでも、自分だけの「きれい」の作り方がある……。
それは……。

今回は
1章には、掃除が嫌い、掃除が苦手……といった方々が登場
 でも、どうにかして掃除ができるようになった。
 そのプロセスをご紹介しています。

2章には、掃除が得意、という綺麗好きの方々が登場
 「きれい」をキープする。
 誰もが真似しやすい工夫を紹介しています。

そのほかにも、経営コンサルタントの先生や
羽田空港の掃除を手がけるプロなど
さまざまな方のインタビューも。

きっと読み応えがあって
役に立つはずですから、みなさまぜひぜひ
本屋さんでお手にとってみてくださいね。

 

先日、このブログに
大雑把で掃除嫌いな私が
掃除ができるようになった、というご報告をしましたが
毎日掃除をしながら
思うことがあります。

それは、思いついたことは
なんでも「やって」みないと、
本当のことは何もわからないってこと。
どうしたら、掃除ができるようになるのかなあと
頭で考えて、いくら綿密に計画を立てても
絶対にその通りにはいきません。
頭と体って、意外に結びついていないのです。
「やろう」という意志があっても、
「今日は忙しい」「今日はなんだかだるい」
といろいろな言い訳がどんどんでてきて
やらなくなってしまう……。
でも、「やって」さえしまえば、
「わあ、こんなところにこんなホコリがたまっていたんだ」
「毎日掃除をしても、まだこんなにホコリがとれるんだ」
など、いろんな発見があります。
そして、掃除をした後の清々しさを味わいたくて
気づいたら、また翌日も掃除をしている……。

世の中の多くのことは、
これと同じじゃないかなあと思うのです。

「これ、やってみようかな?」
と思いついたとき、
「でも、忙しくて時間がないしな」とか
「お金がないからな」とか
いろんな「できない」理由が頭を巡ります。
でも、それをすべて解決してから……なんて
考えていたら、
いつまでたっても何にもできない。

これとあれとと、条件が整ってから「やろう」
と考えても、
その条件っていったい何なのでしょう?
「何か」がわかってから「やろう」と
思っても、
やってみないと、何もわからないのです。

私は長い間、準備を整えて、
それからものごとをスタートさせよう
と考えていました。
でも、どうやらそれば、違ったみたい……。
まずは「やって」みて、
違ったらそこで考えて、
失敗したら、やり方を変えて……。
そうやって「わかっていく」しか
進み方はないのだなあと
このごろ考えるようになりました。

この本は、掃除をしながら、
そんなことを考える
きっかけにもなってくれると思います!

おへそチームみんなが、それぞれ自分の生活と
結びつけながら作り上げた1冊です。

みなさんの「暮らしを、みがく」お手伝いができますように。

 

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