天然ヒノキ&酵素のチカラで、ツルツルほかほか ~今月の先生:「酵素浴えん」ゼネラルマネージャー 西村恵さん vol.3

からだ修行
2016.06.30

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photo:砂原 文 text:田中のり子

 

タオルや館内着などが入った入浴セットを受け取り、ロッカールームへ入り、お着替え。必要があればメイクを落とし、専用の使い捨て下着を身につけて、いざ「酵素浴ルーム」へ。

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どどどーーーーん。ずらりと並んだ木の浴槽が並び、その中にホカホカ、ふかふかのヒノキのおがくずが入っています。発酵熱のせいで、室内の温度はすでに高く、半袖一枚でも汗がたれてきて、カメラもレンズが曇ってしまうほど

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いざ、入ります。専用の機械でかなり細かなパウダー状にしたというヒノキのおがくずは、ふわっふわの感触。それでいて、踏みしめると、しっかり受け止めてくれる安心感があるので、ずぶずぶと沈み込んでいくような感じではありません。

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「酵素浴はくさい」というイメージもありますが、ヒノキの清涼感のある香りに、ほんのり甘い発酵臭が混ざって、何ともよい香り。西村さん曰く「『発酵』と『腐敗』は紙一重。人々に有益なものは発酵、悪いものは腐敗とされます。やはり香りも酵素浴ではとても重要。私たちは『香り』と『温度』に絶対的な自信があるんです」とのこと。

浴槽に横たわると、おがくずがどっしりと身体を受け止めてくれて、まるでいいスプリングのベッドに寝ているような気分です。左右前後から、スタッフの方が少しずつおがくずを上にかけてくれます。ホカホカで、あったか~~い!

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身体全体が埋まったら、最後は頭の後ろに、ちょうど枕のようにおがくずを盛ってくれるので、姿勢はとてもラクチン。すでにこのあたりで、夢心地であります。
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「汗をかけない女」として有名な田中でしたが、入ったそばから、次から次へと、汗が浮かび上がってきます。そして自分の身体が温まってくると、逆に「それまで冷えていた場所」を自覚するようになります。二の腕や足首、腰まわりや下腹部。ここ数日、気温が上がり、調子に乗って、うっかり冷たい飲み物を飲んで冷えていたお腹が、じんわり温まっていくのが、心地よく感じられます。そう、この「じんわり」というテンポで温まっていくので、表面だけでなく、本当に身体の芯から温まっているのだ……ということが実感できるのです。

希望者には、「お顔ほっこりパック」といったオプションも。顔全体をおがくずでおおい、温めることによって、血行を促進し、くすみやたるみを解消してくれるそう。顔にはフェイスカバーをしっかりかけてもらい、口や鼻の部分はきちんと開けてくださるので安心です。
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私はお腹が冷え気味だったので、オプションの「うつ伏せ入浴」にも挑戦。下腹部を効果的に温めるので、月経中の方や、便秘がちな方にいいそうですよ。そうそう、「えん」のありがたいところは、月経中でも入浴可能だということ。生理痛の原因は、冷えからくる血行不良が多いですから、生理が重い人は、そんな時期に体験に来るのもいいかもしれません。また、妊娠中も安定期に入ったらおすすめだそうで、むくんで冷えやすくなった妊婦さんも、しっかり温まって「赤ちゃんがよく動いて、気持ちよさそう」と喜んでいく方も多いのだとか。

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入浴時間は、15分。「え、たったの15分??」と思いそうですが、それだけでも効果は絶大。逆に言うと、そんな短時間でもしっかりとした効果が表れるため、忙しい日々を送る女性たちにも、ぴったりの健康法なのです。シャワールームに移動し、おがくずを洗い流します。このとき皮膚にふれると、酵素のおかげで、肌がもっちりツルツルになっていることにびっくり

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パウダールームに移動し、館内着でしばしリラックス。酵素浴の特徴である「二次発汗効果」で、入浴のあともしばらく汗が止まらない人も多いそう。ここで、「天然塩と大和当帰(トウキ)パウダー」を混ぜたものをなめつつ、温かな「五行スパイス薬膳茶」を、ちびりちびりといただきます。「し、し、塩がおいしいいーーー!」。今このときに、身体に必要なものだからでしょうか。何だか染み渡るおいしさです。

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海のミネラルを含んだ天然塩と、古くから生薬として利用されてきた当帰。女性特有のさまざまなトラブルに効果があると考えられ、婦人科系の漢方薬には広く配合されているものです。薬膳茶には、生姜や唐辛子、ヨクイニンや冬虫夏草などが配合。たっぷり汗をかいたあとだから、ビールを飲みたくなるのが人情ですが、ここではせっかく温めた身体を冷やさないようにするのがルールです。当帰パウダーと薬膳茶、にがいかと思いましたが、どちらも比較的飲みやすい味わいでした。

汗が引いたら、ロッカールームで着替えをして、受け付けでお会計を済ませて終わりです。撮影を終え、一緒に酵素浴を体験したカメラマンのAさんとともに、「気持ちよかったね……」「本当によかったね……」「いやあ、本当に気持ちよかったね……」と、うわごとのように繰り返して、会話になっていない私たち。この感覚を例えるならば、部屋をすみずみまでピカピカに掃除したときの清涼感。とにかく軽くて、身体の中にも、風が通り、清らかな水がサラサラと流れているようなイメージです。「この気持ちよさがクセになりそうで、何だか、またすぐ酵素浴入りたくなっちゃいそうだね……」。そんなことを、つぶやき合いました。

「現代に生きている女性は、基本的に冷えているんです。中には体温が34℃台なんて方もいらっしゃるほど。東洋医学的に見て、身体を温めることは健康の基本中の基本。特定の病気や不調がない人でも、何だか体調が今ひとつだな、元気が出ないな……というときは、しっかり胃腸を温めて、免疫力を司るという腸内環境を整え、酵素浴でリフレッシュしてほしいですね」と、西村さん。

デトックスの大切さが叫ばれて久しいですが、「出せる身体になる」=「代謝力を上げる」ということに、大いに効果のある酵素浴。特に夏本番を迎えるこれからの季節、しっかり温めて汗をかいて、身体づくりをしておくことは、夏を乗り切る意味でも有効です。みなさんも、ぜひ試してはいかがでしょうか。

 

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第1回「頭も心もとろんとろんになるヘッドマッサージ」はこちらから

第2回「身体にふれることで、ありのままの姿を観察し認識するセラピー」はこちらから

第3回「身体を土台から整えていく、究極のインソール」はこちらから

酵素浴えん 梅田店

大阪市北区梅田2-4-7 桜橋ニコービル4F
TEL:06-6343-6360
営業時間:12:00~22:30(最終受付 21:00)
定休日:第3木曜
http://kousoyoku-en.com/
※大阪・心斎橋、東京・新宿三丁目、ハイアットリージェンシー京都にも店舗あり。
体質改善入浴¥4,500~など(店舗により価格が異なります)

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