シンプルで上質な日常着「chiclin （チクリン）」の服

～sahanji+（サハンジプラス）より vol.12～

「チクリン」の洋服はデザイナーの奥村健男さんが、素材とパターンにこだわり、流行からは少し距離を置き、シンプルで上質な日常着としてデザインする服。

お店をはじめる前から「チクリン」の洋服のファンだった私は、展示会の為に静岡から、東京や大阪まで足を運んでいたのでした。

 
初めて購入したのは、このAnnaコート。本当にしっくりくる一枚に出会えた嬉しさを今でも覚えています。

 
イラストレーター、mitsou（ミツ）さんの作品展で購入したイラスト『 Anna 』。「チクリン」のAnnaコートは、スペイン映画『ミツバチのささやき』の主人公Annaちゃんが着ていたコートからイメージして名付けられたもの。

 
「サハンジプラス」では春夏１回、秋冬１回、年に２回の展示会を開催していて、毎回多くのお客さまにお越し頂いています。今は「チクリン」の服をご紹介する側ですが、あの時の「わぁ」という嬉しさを、同じようにお客様に感じて頂けたら嬉しいなぁ、と思っています。

 先シーズンから展開しているドット柄のコットンジャガードの生地。奥村さんが生地からデザインしたテキスタイルで、ドットの透け感が上品です。「チクリン」の洋服のデザインはどれもとてもシンプルでありながら、着た時のシルエットがとてもキレイ。開店当初から長年愛用くださっているお客さまも多くいらっしゃいます。

 サイズ展開が豊富なのも、嬉しいところ。既製のサイズだけでもブラウスやパンツは４サイズ展開、さらに展示会では、既製のサイズで合わなければサイズを測り、カスタムオーダーも承っています。

 また展示会では、生地見本からご希望の生地を選んでいただける、特注オーダーも承っています。

毎回、いろいろなオーダーを頂きます。同じデザインでも、生地が変わると全く違った印象になりますので、出来上がった洋服が届くたびにその雰囲気の違いを新鮮に感じます。生地やサイズが選べ、自分にぴったりの「チクリン」の服が出来上がるとあって、展示会は毎回とても好評を頂いています。

 
「チクリン」の服は、テーラーで仕立てる男性用のスーツ生地など、女性の既製服ではあまり使われない上質な生地を使って仕立てることも多いのです。例えばフレアスカートなどはパターンは女性らしくても、でき上がった時の雰囲気が甘すぎることなく、どこかピリっと格好良く着て頂けます。

コットンシルクの丸襟ブラウス。丸襟は「チクリン」がずっと定番で作り続けている形。

 生地がかわるとまた違った印象に。左／コットンストライプ、右／コットンジャガード。

 こちらもずっと定番で作り続けている、ブランド名を冠したチクリンコート。首回りに特徴があり、奥村さんが着物の襟元からインスピレーションを得てデザインしたコートです。この秋冬には、グレイのチクリンコートを展開予定。今回のDMのイラストは、このコートを羽織った女性です。

「chiclin 2016 AW」イラスト／mitsou

「サハンジプラス」では、今期秋冬展示会を来週10/22(土)～11/6(日)までの会期で開催いたします。はじめての方もどうぞお気軽にサイズや生地など、ご相談ください。ぜひお気に入りの一枚をあつらえてみませんか。

展示会ではチクリンのDMのイラストも手がける、mitsouこと奥村麻利子さんのイラストの展示販売も致します。どうぞあわせてご覧ください。

←お店の紹介はこちらから