【香菜子さん連載】vol.11 冬の着こなしは黒が主役!【後編】

香菜子さんの、日々にピタリなもの
2017.01.21

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前編の「黒い冬小物」に続きまして、後編のテーマは「黒い冬の服」です。なんといっても今季いちばんの香菜子さん的トピックスは、とうとうライダースジャケットを買ったこと!
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ことの始まりは1年前の冬。ライダースには憧れるけれど、本物のレザーは高価だし、クロゼットの中でかさばるし、自分に似合うかわからないし、コーディネートも難しそうだし……と、不安だらけでした。そこで香菜子さん、まずは「ZARA」でフェイクレザーのお手頃なライダースジャケットを購入。ひと冬、あれこれコーディネートしてみて、「やっぱり欲しい!」と心から思えるのか、自分を試してみたのです。

結果は「GO!」。
メンズライクな印象とバランスをとって、ロングスカートやふわりとしたスカーチョを合わせれば自然体で楽しめることがわかったので、満を持して、ライダースジャケットの代名詞ともいえる「SCHOTT」のものを手に入れました。定番モデルは少しごつい感じなのですが、「ジャーナルスタンダード」にすっきりシルエットの別注ものがあると聞いて、ずっと狙っていたのだそう。
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「自分の体に形を沿わせるために、お風呂のとき以外は毎日着続けるのが理想だそうなのですが、それはさすがにね(笑)。でも今年、十数回着て、少しずつ体になじんでやわらかくなってきました。これから何年もかけて育てていこうと思います」

40代になり、「一生もののアイテム」を少しずつ増やしていきたいという香菜子さん。高価なアイテムは「買う前に一度、お手頃価格のもので練習する」という方法は、すぐに真似できそうなアイデアですね。

もう1点、今年購入したアウターがこちら。
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ど・シンプルな「ニトカ」のチェスターコートです。「黒っていうだけでキリッと上品に見えるから、実はコーディネートがラクなんです。何でも合わせやすいので、時間がない朝はついついこのコートに頼ってしまいます」
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ほら、何でもないデニムスタイルもサマになります。
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ちょっと寒くなってきたので、大判ストールをぐるりと巻くと……
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これまたサマになって、映画のワンシーンみたいです。香菜子さん、パリジェンヌみたいです。素敵。

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お次は、これまたシンプルな「A.P.C.」のクルーネックニット。

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「きれいな形で、ほどよく体にフィットするシルエットが気に入っています。ここ数年は、何でもない感じの服こそ、上質なものを選びたいと思うようになりました」。香菜子さんの大人発言、しびれます!

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ラストはこちら。短い靴下で真っ黒って、ちょっと新鮮ですね。
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こうやって、黒パンツに合わせて足をスラッと見せてもいいし、
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こんなふうに、白×白コーデに、靴下とニット帽にだけ黒を効かせるといった小粋なテクにも使えちゃいます。香菜子さんのInstagramのアカウントは「kanako.lotaproduct」ですよ。チェキラ!

主役になったり、引き締め役になってくれたり、とオールマイティな黒のアイテム。ぜひみなさんも取り入れてみてくださいね~。

 

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Profile

香菜子

kanako

モデル、イラストレーターとして活躍するかたわら、ホテル備品をイメージした雑貨ブランド「ヴィルヘルムス」を準備中。近著は『香菜子さんの服えらび。』(主婦と生活社刊)。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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