自分を知った大人服 栗原はる子さん 「カフェカフェマーケット」主宰

大人になったら、着たい服
2016.02.02

ヴィンテージのアクセサリーを

いつものセーターに

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山梨県富士吉田市。古いビルの2階に上がると、カフェの奥に、小さなショップがあります。ここが、栗原はる子さんがイギリスで見つけたアンティークジュエリーを紹介する「カフェカフェマーケット」です。

ネイビーのセーターの襟元にさりげなくつけたネックレスは、1940年代のもの。まるでレースのようなガラスが美しいこと! カジュアルなセーターにすっとなじむから不思議です。

「40歳過ぎまで、アクセサリーなんて一切しなかったんですよ」と聞いて驚きました。

実は栗原さん、娘さんが中学生になるのを機に、「自然の中で伸び伸びと育てたい」と東京から河口湖畔に移住。都心で働いていたご主人は、ときどき帰ってくる、という生活スタイルを選んだそう。一見おっとりと穏やかに見えるのに、その決断力、行動力にはびっくり。

やがて娘さんが、ロンドンに留学した際に、遊びに行き、そこで時を経た西洋の昔のジュエリーに出会ったというわけです。

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そんな栗原さんの選ぶ洋服は、昔からほとんど変わりません。

デニムやチノパンに、シンプルなセーターやジャケットなどを組み合わせるのが定番のスタイル。でも、そこにはいつも変わらぬルールがあります。パンツは必ずくるぶし丈で。靴下は白。髪の毛は、ひとつにまとめて。これで、栗原さんならではのベストバランスが完成!

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そして、今ではかかせなくなったのがアクセサリーです。100年以上たったガラスのブレスレットだったり、シルバーのコインをつないだネックレスだったり。一見派手かなと思っても、身につけてみると、自然に溶け込むのが、時を経たアンティークジュエリーのいいところ。

「Tシャツやセーターなど、いつもの服に合わせて楽しんでいただきたいですね」と栗原さん。

カジュアルな“今”の洋服と、19~20世紀に作られた、エレガントなジュエリー。真逆なテイストが、時を超えて互いを引き立て合う……。いつものTシャツの上で、そんな出会いが繰り広げられたら、「次はどんな組み合わせにしようかな?」と夢中になってしまいそうです。

 

『大人になったら、着たい服 '15-'16秋冬』より

photo: 和田直美 text: 一田憲子

Profile

栗原はる子

Haruko Kurihara

1995年、山梨・河口湖にカフェと、アンティーク&ヴィンテージジュエリーや、古い家具を取り扱うお店「カフェカフェマーケット」をオープン。2014年より富士吉田市「オールドマンズテイラー」のコンセプトストア「ザ ディアー グラウンド」内に移転。

http://ccm-news.jugem.jp

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