ヒールでも走れる! 「ロックポート」の“トータルモーション”

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2017.04.18
  • す名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。

photo : 花田 梢 text : 三宅桃子

「とにかくラクな靴がある」というウワサを聞きつけ、向かったのが「ロックポート」のオフィス。1971年に、アメリカ・ボストンで誕生したシューズブランドです。

otona_MG_5709

「ロックポート」トータルモーション 1.5㎝ヒールパンプス各¥17,000

※商品の価格は2017年4月現在のもので、表示は税抜きです。

 2013年の秋冬にデビューするやいなや「一日中履いていても疲れにくい!」という口コミが広がり、百貨店などでヒットアイテムとなった“トータルモーション”シリーズ。

マーケティングマネージャーの稲田伸子さんが「ローヒールはもちろんなのですが、ぜひ試していただきたいのがこちらです」と満面の笑みで差し出してくださったのが、

otona_MG_5689

「ロックポート」トータルモーション 7.5㎝ヒールパンプス¥18,000

ここ数年、あまり、というかほとんど履いていないヒール靴。しかも、7.5㎝か……。苦手意識が頭をよぎるなか、足を入れてみると……あれ、なんだろうこのヒールを感じさせない安定感は??

「高くて細めのヒールだと、どうしても左右にブレてしまうのですが、ソールの前足部に内蔵されている硬いTPUプレートが、それを軽減してくれるんです」

otona_MG_5697

「また、重心が安定するよう、少し内側にヒールを配置しています」

otona_MG_5706

そして、たまらなく心地いいのが、前足部に感じるフカッとしたインソール!

otona_MG_5692

「前足部には蹴り出しの力をサポートする反発弾性素材が、かかとには衝撃を吸収するクッション材が搭載されていて、それらが快適な歩行へと導いてくれるんです」

なるほど、弾力と吸収という役割が違う素材を使い分けることで、快適さが持続するのですね!

一見、同じ素材に見えますが、この動画を見れば違いが一目瞭然。

 ベーシックカラーのほか、旬のピンクやアクセントになる柄ものなど、バリエーションが豊富なのもうれしいところ。

otona_MG_5759

「ロックポート」トータルモーション 7.5㎝ヒールパンプス各¥18,000 パイソンプリントのみ¥19,000

 デニムパンツに合わせると、カジュアルスタイルをきれいめにシフトしてくれます。

otona_MG_5751

「今季の流行はポインテッドトゥのパンプスなので、一足取り入れるだけで今っぽさがぐっと上がりますよね」と語るのは、マーケティングの三橋扶美子さん。

 7.5㎝ヒール以外にも、少し低めの5㎝ヒールや春夏らしいサンダルタイプも展開中。

otona_MG_5721

「ロックポート」トータルモーション バックストラップサンダル¥17,000、5㎝ヒールパンプス¥18,000

これらの靴は「走りたくなるパンプス」と呼ばれているので、思い切って7.5㎝ヒールで試してみると……本当にぐらつかずに走れる! アクティブに動いてみてわかるのは、上質でやわらかい“プレミアムレザー”が気持ちよくフィットし、屈曲がしやすいということ。長時間歩く日でも、安心して履けそうです。

 久しぶりにヒールパンプスにトライしてみよう、女性ならではの足元で大人カジュアルを楽しもう、とワクワクさせてくれる靴、ぜひ体感してみて。

 

ロックポート アディダスグループお客様窓口

TEL 0570-033-033

公式サイト http://shop.rockport.jp/

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ