春は白のトップスから vol.1 唐澤明日香さん 「アトリエペネロープ」主宰

大人になったら、着たい服
2017.04.25

「最近、また白が着たくなったの」そんな声をよく聞くようになりました。シックな色も格好いいけれど、 歳を重ねて、肌の色がちょっとくすんできたら、白のトップスがきっと助けてくれるはず。4人の方の「白のトップス」を拝見しました。


ひとひねりあるディテールが好き

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シャリ感のある生地で襟ぐりのカッティングがきれい。後ろの方がやや長く、裾にかけて少しバルーン型になっている。2〜3年前に買った「ジル・サンダー」のもの。

シフォンのようなカットソーや、裾がややバルーン型に膨らんだプルオーバー。唐澤さんが選んだのは、シンプルなだけでなく、ややひねりが効いた2枚でした。これなら、1枚でストンと着るだけでさまになります。透けたり、立体感があったり……。どこかに「空気感」を感じさせるのが、春に着たくなるトップスなのだとか。「温かみのある白より、少しグレイッシュなクールな白が好きですね」。そんなかすかなこだわりが、大人の白の選び方のようです。

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シフォン素材の「ジル・サンダー」のカットソーに「コート」のパンツ。バッグは「アトリエペネロープ」の“アンプル”。

 

『大人になったら、着たい服 2017春夏』より抜粋

photo:枦木功 text:一田憲子

 

 

Profile

唐澤明日香

Asuka Karasawa

「サザビー」のインテリア事業部勤務を経て、布小物を製作。帆布との出会いでバッグを企画製作する「アトリエペネロープ」を立ち上げる。時を経て味わいを増す帆布を使ったバッグが人気。

http://www.atelierspenelope.com/

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