奈良で作った畳草履(たたみぞうり)

今日のひとしな
2017.06.07

~ 中川政七商店より vol.7 ~

夏場に“ちょっと街履き”できる履き物があったらいいなということで、「畳草履」を作りました。

畳草履_image2

裸足でカジュアルに履くにしても、ビーチサンダルでは街にはややラフなのと、素材によってはべたつきも気になります。日本に昔からある畳草履は、履き心地は良いのですが、和柄など和に寄り過ぎていると、普段の服装に合わせづらいなどの選びにくさがありました。

畳草履_image3

それであればと、普段の街歩きに使えるシンプルなデザインの畳草履を作りました。

畳草履_image1

畳の原料はいぐさですが、今回は生産量日本一の熊本のいぐさを、福岡で織り上げた畳を使っています。最近では、海外産の畳表が圧倒的に主流になって、国産はだいぶ希少になっています。海外製のものは、全部とは言い切れないものの、顔料着色で、良質な畳表とは言えないものも多いのは事実です。

国産の伝統的製法の畳は、泥染めという工程を経て織り上げられます。変色を防ぎ、光沢も出るのだそう。昔の人は本当に知恵が豊富だなといつも感心しますが、今回の泥染めも初めて知りました。最終的に草履に仕立てるのは、軽装履の産地である奈良で職人さんが一つ一つ手作業で作っています。

畳草履_カーキ - コピー 畳草履_黒 - コピー

1色は畳らしい色合いを残し、もう1色はシックな黒でコーディネートしやすいカラー展開です。形も従来の鼻緒とは印象を変えた、サンダル風。畳草履の履き心地はそのままに、今のデザインを取り入れた、新しい日本の夏の履物です。

奈良で作った畳草履
5,940円(税込)

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中川政七商店

1716年(享保元年)創業以来、手績み手織りの麻織物を扱い続ける奈良の老舗。「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」「2&9」「motta」「花園樹斎」などのオリジナルブランドを展開。日本全国、その土地ごとに受け継がれてきた職人の技や想い、暮らしの知恵が息づく生活雑貨を数多く生み出している。300周年を機に、全国の工芸産地と読者をつなぐウェブメディア「さんち ~工芸と探訪~」をスタート。

 

中川政七商店 表参道店
東京都渋谷区神宮前5-43-7 1F
TEL:03-3409-2260
営業時間:11:00~19:00
定休日:年末年始
http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/2428

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