やわらかく自由、かつ知的な「THE HINOKI(ザ ヒノキ)」の服

今日のひとしな
2016.02.26

~レクトホール vol.26 ~

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今日は THE HINOKI をご紹介します。

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リネンコットンのWポケットワークシャツ BOTANICAL DYE (Navy) ¥19,000+tax
オーガニックコットンチノクロス ブーツカットパンツ color:Gray、Navy ¥22,000+tax 
※玄瑞窯(鳥取)に製作を依頼したオリジナルの陶器ボタンを使用


THE HINOKIの服を初めて見た時の印象は、「光を感じるような。やわらかく自由、かつ知的」。心が解放されるような感覚でした。すぐにデザイナーの檜さんへメールをして、このような感想をお伝えしたのを覚えています。

2015年春夏のデビューコレクションに向けて、アメリカの僻地まで行って撮影されたLOOK BOOK。彼らの創り出したいイメージがストレートに伝わってきて、すぐに好きになりました。

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実際に身につけた時の気持ちよさ、そしてモノとして置いた時にも、レクトホールに入る自然光やアンティーク家具ととても相性がよく、他にはない美しさを感じます。

木や陶器のボタンがお店のテーブル類や器とマッチしていたり、染めていないもの、染めたもの、の両方で見せる方法も共感しているのだと思います。

レクトホールでは元々、お取り扱いさせていただいているブランドさんに、そのシーズンの服の中から別注で、同型の生地本来の色バージョン(生成り色)を作っていただくことがよくあります。コレクションのテーマによって染色されたものと、素材本来のナチュラルなままのもの。その対比がすごく面白いんです。

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リネンコットンのWポケットワークシャツ
BOTANICAL DYE(Navy) ¥19,000+tax / 無染色(Natural) ¥16,000+tax

 

THE HINOKIはCOSMIC WONDERでパタンナーをしていた二人で「精神的な風景、感覚を、しんに受けとり、気づきが在るさま」をテーマに、2015春夏にデビューしました。ブランド設立を機に、都会から離れ、鳥取県の小さな村で木々や田畑の広がる自然環境の中で生活と制作の日々を送っています。

世界中から厳選された、オーガニックコットン、リネン、ウール等の上質で健全な天然素材、天然染料を使用しながら、活動拠点に近い目の届く範囲での物作りを実践して、地域の素材や作り手の方と共に仕事をしています。

今季使用している陶器ボタンは鳥取の玄瑞窯の作家さんのもの。精神、社会、環境、同時代を生きる人とつながり、共生できる表現活動を目指しています。

最後に、ひとつお知らせを。
来月、レクトホールでTHE HINOKIの特集をします。韓国で活躍する Hasisi Parkの写真と共にご紹介します。少し先ですが、お楽しみに!

「THE HIOKI」
日程:3/18(金)~31(木)  ※3/28(月)は休
場所:RECTOHALL 東京都渋谷区恵比寿南2-15-6

 

RECTOHALL(レクトホール)

クリーンでジェンダーにとらわれない服、装飾や汚れをそぎ落とし、シンプルで清潔感のある仕上がりを目指したアンティーク家具、個性が光る作家ものの器などを扱うショップ。デイリー連載「今日のひとしな」のコラム執筆は、オーナーの廣田佐知子さん。

 

東京都渋谷区恵比寿南2-15-6 greenhills GF  TEL 03-3716-1202

12:00~19:00 月曜定休  http://rectohall.com

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