カジュアルに、ひとさじの女らしさを vol.1

大人になったら、着たい服
2016.03.15

カジュアルなスタイルにも、大人のおしゃれの隠し味として、どこかに上品さや、女性らしさを加えたい……。着こなし上手なみなさんに、その、ほんの少しのさじ加減を教えてもらいました。

 

♯1

アンティークの風合いと

上質な素材感で品をプラス

 「エミック・エティック」オーナー

山下公子さん 

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普段、ユーズドのデニムやワークパンツもはきこなす山下さん。そこには必ず、シルクやカシミアなどの上質素材や、表情のあるアンティークのアイテムを加えるそうです。

「シルクの自然なドレープやアンティークの繊細さが、女性らしさを表現してくれます」

また、首まわりを美しく見せることもポイントだそう。シンプルでほどよく鎖骨が出るものを選ぶことがコツだとか。

「大ぶりのイヤリングやピアスも効果的。女性的なネックラインを強調してくれます」

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♯2

カジュアルを格上げする

素材使いや優美なフォルム

 「エイチ・ピー デコ」プレス

朝野陽子さん

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プレスとして、メディアへの取材やスタイリストへのリース対応と忙しい日々を送る朝野さん。オフィスと店舗の行き来も多いので、普段はデニムにシャツといった、シンプルなスタイルがベースだそう。

「だからこそ、靴やバッグ、アクセサリーは、スペシャル感があるものを選びます。繊細なビーズを贅沢にあしらっていたり、異なるカッティングのダイヤモンドを寄せ集めたリングだったり……。いつもの服に、きらめきをプラスしてくれる、そんなものが好きですね」

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♯3        

女性らしいデザインを

自由なミスマッチ感覚で

「ボンボンストア」デザイナー

井部祐子さん

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今の自分にはまだ手が届かなくても、“こんなおしゃれができる女性でありたい”というイメージを常に持って物を選ぶという井部さん。

「仕立てのよいもの、洗練されたものを身につけるということそのものが、女らしさにつながると思うんです」

そんな井部さんのスタイルは、コンサバティブなニットをデニムではずしたり、ボディコンシャスなニットワンピースをスポーティに着たり……。女性らしい服を固定概念にとらわれず、自由に普段着に取り入れます。

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『大人になったら、着たい服 '15-'16秋冬』より抜粋

photo : 和田直美 text : 坂本祥子

 

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