ハワイに持っていく服

暮らすように旅する Travel Hawaii
2018.08.06

「服&雑貨」vol.1


こんにちは、フード&トラベルライターの赤澤かおりです。夏本番、皆さん、いかがお過ごしですか? 海へ、山へ、夏の暑さと気持ち良さ、楽しんでいますでしょうか!?  夏休み、ハワイに出かけるという人、また出かけてきたという人も、いらっしゃるのではないかと思います。そこで今日から1週間、まだリゾートしていない人も、してきた人も、夏気分やハワイ気分を味わえる、ビーチスタイルにぴったりの服や雑貨たちをご紹介したいと思います。初回の今日は、旅におすすめの服について、です。

たびたびハワイに行っているイメージがあるからか、ハワイ旅行を予定している友人たちによく、「いつも持っていくもの」を聞かれます。「4泊6日だったら、どれくらいTシャツあったほうがいい?」「夜、レストランに行くのにワンピースがあったほうがいい?」「洗濯はできる?」「ビーサンは向こうで買ったほうがいい?」「水着は?」など、人によって内容はまちまちですが、いずれにしても皆、旅の時の服装には悩むようです。

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私はというと、日数に関係なく、実はほとんど物を持っていきません。決して旅慣れているということではなく、帰りに荷物が多くなることがわかっているから、なるべく少なくしているのです。しかも、ハワイでちょっとかわいいTシャツでも見つけようものなら、即買いたくなってしまうので、そんなにたくさん持っていかずとも、ハワイで買ったものが、日常着になっていくというわけです。

そんななか、わりと頻度高めに持っていっているなぁと思うのが、以下に挙げるものたち。これさえあればという感じです。

●「Aloha Tailor of Waikiki」の短パンやワンピース

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10年ほど前から、「Aloha Tailor of Waikiki」というブランド名で、布構成作家の丹羽裕美子さんと一緒に、古いアロハシャツやムームーをリメイクして、ワンピースやサーフパンツを作る活動をしています。

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そもそもは、ハワイアンプリントを身にまとってみたいという思いから、アロハシャツを着てみたところ、あまりにも似合わず(涙)。どうしたらこの陽気な柄を着こなせるだろう? と考え、“自分たちにも似合う”デザインの洋服に仕立て直すことを思いついたわけです。

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最近は、このワンピースのように、ハワイの貴重なヴィンテージ生地を使ったものも作っていますが、“自分たちが着たいもの”というコンセプトは変わらず、気楽に着られるものがほとんどです。しかも、意外と他の服とも合わせやすいので、結局、これらを1〜2枚持っていくのが常になっています。

もともとハワイのプリントですから、現地には当然、馴染むわけで、そのへんも気楽でありがたい。また、“いつでもリゾート”という思いが、ものづくりの根底にあるから、そこもやっぱりハワイにしっくりくるのかもしれません。

●吉祥寺「TONE」オリジナルのフレアスカート

「旅が多いからきっと使えると思うよ」と、プレゼントしてもらったフレアスカート。ふわふわの柔らか生地は、軽くて丈夫。しかもシワも気になりません。華奢なキャミソールやTシャツに、おしゃれサンダルを合わせればドレスアップできるし、いつものキャミソールとビーサンで、買い物や、ぶらぶら散歩にも行ける優れものです。水着の上からさっとはくのもよし、でした。

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「なるほど、さすが友人! わかってるなぁ〜」ってことで、それからはハワイのみならず、旅に出る時にはトランクの片隅にくしゃっと丸めて入れていくようになりました。この鮮やかな色がまた、ハワイによく似合うんですよね。

●水着とビーチ用の短パン

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水着はほとんど「Pualani(プアラニ)」というハワイ発のブランドのものばかり。決め手は着心地の良さ。デザイナーでオーナーの女性が大のサーフィン好き。しかも元々、ムービーのスタントウーマンだったこともあり、体の動きをよくよく考えてデザインされているから、着心地がいいのはもちろん、海の中で大はしゃぎしても簡単にははずれたりしないんです。ハワイに行く時は、適当に1セット持って行き、買い足してくるようにしています。同じブランドだからか、上下で色やデザインが違っても、なんとなく合ってしまうのも、この水着のいいところ。

中央のブルーのブラトップと花柄の短パンは、地元の老舗ブランド「Surf Line HAWAII(サーフライン ハワイ)」のヴィンテージ。たまにこんなものを、滞在中のワードローブの賑やかしとして追加してみたりもしています。

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以前は、ワイキキの東端にある「ニューオータニカイマナビーチホテル」内にあった「Pualani」の直営店が、2018年1月にワイキキから少し離れたモンサラット通り沿いにリニューアルオープン。アクセサリーや雑貨など、かわいいアイテムも増えて、うれしい限り。ここのブラトップは着け心地がいいので、夏の間、下着代わりにも使用しています。そのまますぐに海にも行けますからね。

 

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Profile

赤澤かおり

Kaori Akazawa

料理と旅、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集を行う。ハワイ渡航歴100回以上。『THIS IS GUIDE BOOK IN HAWAII』『Travel Hawaii』(ともに主婦と生活社)など、ハワイにまつわる著書も多数。
Instagram「@akalohasunny

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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