自分を教えてくれる服 vol.2 ~ルノンキュル 木村牧子さん

パーソナルスタイリスト木村牧子の美人塾
2016.04.11

vol.1はこちらから

kimura木村さん4月2A

ずっとそばにある宝物ほど見慣れてしまって、自分には輝いては見えないもの。それがですよ、その人にぴったりと寄り添う色や素材やシルエットの服を身につけて鏡の前に立った時、その宝物(=あなたの個性)が突然輝き出すんです。服を通して自分の輝きが見えるという、この感動こそが経験していただきたいものです。

 私ってこんな風に素敵だったんだ!

鏡に映る自分の魅力、それは思いもしなかった種類のものです。ずっとそばにあったのにそれを放置したまま、持っていないものたちを求めてもがいていたことに気が付きます。そんな必要はなかったのに。

個性ってみんなが1個ずつ持ってる、形の違う箱みたいなもの。いろんなお菓子が詰まってますが、実はお菓子の入る容量は全員同じ。一つ増やすなら代わりにどれかを出さないと、新しいお菓子は入りません。

 どんな美女であろうと、スタイル抜群であろうと、全種類のお菓子を箱に入れることはできません。同様に箱に何も入ってない人も決していないのです。

 「あれがない」「こうじゃない」と、自分にないものを探しては取り込もうとするのは無意味。時間と自己肯定感を磨り減らしていくだけです。そんな暇があったら自分の宝物を愛でること、磨くこと、そっちのほうがずっと大事。

 自分の魅力を発見し実感するのが、それぞれの個性をひきだす“パーソナルスタイリング”なのです。そしてこれには後から不思議なオマケがついてきます。「自分を好きになる」経験はファッションだけにとどまらず、いろんなことを変えるのです。

 生活、人間関係、物事の捉え方。いびつな形のお菓子箱をそのまま好きになる時、不思議と世界がまるで違って見えるのです。実はこのオマケこそが“パーソナルスタイリング”のいちばんの醍醐味なのかもしれません。

 

 

第1回「コンプレックスにこそ原石がある」はこちらから

第2回「歳相応は私が決める」はこちらから

第4回「おしゃれとお金のほどよい関係」はこちらから

第5回「美人の魔法」はこちらから

第6回「そのおしゃれは諦めて」はこちらから

Profile

木村牧子

Kimura Makiko

「ルノンキュル」主催。関西学院大学卒業後、全日本空輸㈱で国際線CAとして勤務。退職後に転身し、子供の頃から夢だったデザインの道に進む。10数年間グラフィックデザイナー、テキスタイルデザイナーとして色や素材に関わる中で、「装い」や「色」が人の生きるパワーや自信と深く関わることに強く興味を引かれる。色彩学、心理学を学ぶうちに、「見た目」を通して人の内面、生き方を前向きに元気にさせる仕事をしたいと思うようになり、パーソナルスタイリング、イメージコンサルティング、パーソナルプロデュースの仕事を開始。現在は平日はデザイナー、週末はイメージコンサルタントとして活躍中。

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