【自分を知った大人服】浦田亜規子さん 「スタイルスペック」オーナー

大人になったら、着たい服
2018.11.12

心と体が

健康であることが

おしゃれの基本と

知りました

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あるときは、黄色のセーターで。あるときは、ピンクのマフラーを。会うたびにガラリと印象が違う浦田さん。そのおしゃれの幅の広いこと!

「実は、このマフラーは夫と兼用なんです。いつもびっくりするような新しいものを買ってくるのは夫なんですよ」と教えてくれました。

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そんな仲のいいご夫妻は、福岡市内で、セレクトショップ「アンビエンテ」と子どもの服の店「シエルエソレイユ」を営み、オリジナルブランド「リムホーム」「ハオル」を手がけています。

亜規子さんは、20代のころ、「もっと人と接する仕事をしたい」とOLから雑貨店勤務に。そこで夫の一秀さんと出会いました。

結婚し、一秀さんは29歳で独立。亜規子さんも仕事を手伝うようになりました。

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「夫は洋服が大好きで、私のクロゼットをアップデートしてくれるんです」

そう語る亜規子さんが、昔も今も心がけていることがあります。それが「どんな服でも、着てみないとわからない」ということ。

「思い切って袖を通してみたら、新しい自分を発見できたようでワクワクしますね」

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実は亜規子さん、子育てが一段落した40代後半に、体調を壊してしまったそうです。

「クラブ活動の引率などに明け暮れていたのに、仕事と家事と子育てのバタバタがなくなると、ポッと心に穴が開いたようで、ずっと家でボ〜ッとする毎日でした。そのころ6kgも太ってしまって。当時は朝何を着るかさえ、思いつかなくなりました」

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これではいけないと、食生活を見直しダイエットを。元気になると、やっとおしゃれがまた楽しくなってきたのだとか。

「だから、私のおしゃれの基本は、健康であること。体も心も元気でないと、『今日何を着よう?』と前向きな気持ちになれませんから。おしゃれは、毎日の気分を表現するもの、新しいことに挑戦するきっかけを作ってくれるものですね」

今まで身につけたことのない色のマフラー1つで新しい自分になれる。亜規子さんのはつらつとした笑顔が、おしゃれの底力を語っているようでした。

 

photo:亀山ののこ text:一田憲子

どこの洋服? など、もっと詳しい内容は、ただいま発売中の

『大人になったら、着たい服 '18-'19秋冬』 でご紹介しています。

ご覧になってみてくださいね。

 

Profile

浦田亜規子

Akiko Urata

OLを経て雑貨店に勤務。ご主人とともに洋服の卸しを手がける会社「スタイルスペック」を立ち上げる。セレクトショップ「アンビエンテ」と子ども服の店「「シエルエソレイユ」を営み、オリジナルブランド「リムホーム」「ハオル」も手がける。会社では経理を担当。

http://www.style-spec.co.jp

 

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