おしゃれとお金のほどよい関係 vol.1 ~ルノンキュル 木村牧子さん

オシャレ
2016.05.10

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イメージコンサルタントという仕事柄、服やヘアメイクにどのくらいお金、時間、手間をかけたらいいのか、そういうご相談をよくいただきます。

 まず何と言っても価値観の個人差があります。そして女性の場合は特に、人生のその時期その時期の「第一ミッションが何か」によって使えるお金も時間も変化しますから、「普通はこれくらい」っていうのが一概には言えません。

 

5分のちゃちゃっとメイクでバッチリ変身できちゃう人もいます。せっかくの高いアクセサリーなのに、お似合いのタイプではなく、残念ながら映えてないなと思う人もいます。小さい子供をたくさん抱っこしてばっちりヘアメイクのお母さんを見ると感心する人も、逆に眉をひそめる人もいるでしょうね。誰かが毎週エステに通っているという話を聞くと、内心ちょっと焦ったり。笑

 

お金や時間をどのくらいかけるのが適正かは、その時の自分の気持ちの落ち着くところとしか言いようはありません。かけたいと思ってもないものはないし、おしゃれにそんなにかけたくないって人はかけたくない。その適性範囲を上回っても下回っても心地は悪いですよね。

 

でもその落ち着き方も、自分が本当に満足するところを知っている人とそうでない人がいます。

 

一番よろしくないパターンは「このくらいかけとけばいいだろう」とか「安かったからまぁこんなもんかな」とか「私の年齢はこの程度、周囲の人はこのくらいはかけてるから」「このブランドのロゴが入ってればおかしくないだろう」っていう類。

 

納得しているようですが、実は自分が満足しているわけではありません。落としどころを憶測しているだけ。これだとたとえ10円であっても1分であっても、捨てているのに等しい。

その証拠に、私にご相談に来られた方に「この先もずっとそれでいきたいですか」と改めてお聞きすると、必ず「いいえ」と答えが返ってきます。

vol.2に続きます。

 

第1回「コンプレックスにこそ原石がある」はこちらから

第2回「歳相応は私が決める」はこちらから

第3回「自分を教えてくれる服」はこちらから

第5回「美人の魔法」はこちらから

第6回「そのおしゃれは諦めて」はこちらから

Profile

木村牧子

Kimura Makiko

「ルノンキュル」主催。関西学院大学卒業後、全日本空輸㈱で国際線CAとして勤務。退職後に転身し、子供の頃から夢だったデザインの道に進む。10数年間グラフィックデザイナー、テキスタイルデザイナーとして色や素材に関わる中で、「装い」や「色」が人の生きるパワーや自信と深く関わることに強く興味を引かれる。色彩学、心理学を学ぶうちに、「見た目」を通して人の内面、生き方を前向きに元気にさせる仕事をしたいと思うようになり、パーソナルスタイリング、イメージコンサルティング、パーソナルプロデュースの仕事を開始。現在は平日はデザイナー、週末はイメージコンサルタントとして活躍中。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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