おしゃれとお金のほどよい関係 vol.2 ~ルノンキュル 木村牧子さん

パーソナルスタイリスト木村牧子の美人塾
2016.05.11

vol.1はこちらから

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着るものや装いの根拠を自分の中に持っていないというのは、とても残念。だってそれだと何をしたって、満足感は得られないもの。

お金や時間は大事。満足できないものに使うのならば、少なかろうが多かろうがムダでしかありません。

 

とりあえず、恥ずかしくない程度とか、みんなと同じくらいとか、それはそれで気持ちの落ち着くところなので良さげではあります。でもこういう「とりあえず」には慣れて麻痺してしまいますから、自分の本当にしたいこと、好きなことがわからなくなります。

 

身なりに限らず、必要なところに必要な分だけ丁寧に気持ちや時間やお金を注ぐ、そうすれば「とりあえず」ってことにはならないし、安かろうと高かろうと満足度は高いです。

 

問題なのは金額や手間の量ではなく、自分をちゃんと知ってちゃんと扱う丁寧さです。

 

私が服やヘアメイクをご提案するのは、かける金額や時間に惑わされない「自分の見え方」を正しく知っていただくためです。知ると自分に必要なもののメリハリと費用対効果がわかります。わかった上でどこに何をどれだけかけるか、自分で決めればいいのです。

 

ちなみにみなさん、自分の欠点をカバーすることには費用と労力を注ぎすぎるくらい注ぐ傾向にあります。それももちろんメリハリだけど、一番効果的なのは自分の長所を全面に出すこと。

 

人によって、生地の素材で映える人、柄で勝負の人、お肌や髪質をアピールするのが効果的な人、いろいろです。

 

初めて家に赤ちゃんや動物を迎えるとき、文化や人種の異なる人と仲良くなるとき、必ず相手の特性や好みを調べますね。そんな気持ちで自分のことにも向き合ってみて欲しいと思います。

 

長いお付き合いであっても、自分って最も遠い存在かもしれませんね。

 

 

第1回「コンプレックスにこそ原石がある」はこちらから

第2回「歳相応は私が決める」はこちらから

第3回「自分を教えてくれる服」はこちらから

第5回「美人の魔法」はこちらから

第6回「そのおしゃれは諦めて」はこちらから

Profile

木村牧子

Kimura Makiko

「ルノンキュル」主催。関西学院大学卒業後、全日本空輸㈱で国際線CAとして勤務。退職後に転身し、子供の頃から夢だったデザインの道に進む。10数年間グラフィックデザイナー、テキスタイルデザイナーとして色や素材に関わる中で、「装い」や「色」が人の生きるパワーや自信と深く関わることに強く興味を引かれる。色彩学、心理学を学ぶうちに、「見た目」を通して人の内面、生き方を前向きに元気にさせる仕事をしたいと思うようになり、パーソナルスタイリング、イメージコンサルティング、パーソナルプロデュースの仕事を開始。現在は平日はデザイナー、週末はイメージコンサルタントとして活躍中。

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