疲れないけれど格好いい、おじさん靴でおしゃれを

特集『頑張らないおしゃれ』
2019.05.22

”おしゃれさんコーディネート”の連載でも人気の「Daja」板倉直子さんの新刊『頑張らないおしゃれ』、お陰様で好評で各地の書店さんからフェアのお話をいただいております。6月1日(土)には、東京・代官山蔦屋書店さんでのトークショーも決定しました! 
そこで今週の特集は、この『頑張らないおしゃれ』の中から、”大人のおしゃれ”にまつわるお話を5日間にわたってご紹介します。第3回は、おしゃれの要、足元のお話です。歳を重ねてヒールが苦手になったという方、実は多いのではないでしょうか?

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若いときには、素足にパンプス、サンダルも大好きでした。コーディネートの基本は5㎝ヒールの靴で出張に出かけて、パンプスで一日中歩き回ってもへっちゃらだったのに……。
 いつのころからか足が冷えるようになり、長く歩くと疲れるようになりました。でも、ペタンコの靴を履くと、なんだかおしゃれのテンションが低くなる気がしたのです。

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そんな「靴問題」が一気に解決したのが、「チャーチ」の靴との出会いでした。高価なのでドキドキしたけれど、エイッと一足買ってみると、ペタンコなのにおしゃれに見えることにびっくり! 以来マニッシュなレースアップシューズと靴下というコーデに夢中になりました。今は、お店に立つときにも出張にも大活躍。もはや「おじさん靴」は、私の戦友なのです。

 

●私の定番シューズ4種

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ライトブルーのシャツに合わせてキャメルブラウンの「チャーチ」のレースアップシューズを。黒では重たく感じられるときには、茶色を取り入れると上品になる。

 

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白いパンツとボーダーTシャツといった夏の軽めのコーデには、「ディエゴベリーニ」のビットローファーで重さをプラス。春夏こそスウェード靴でおしゃれを。

 

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足先が見えすぎないものを探して、見つけたのが「チャーチ」のサンダル。靴下を合わせても、タイツでも。ネイビーのワントーンコーデにプラスすると抜け感が出る。

 

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「チャーチ」のウィングチップの白い靴は、いちばん気に入っている一足。リネンの女らしいスカートに、“おじさん靴”を合わせることで辛口コーデに。

 

 

photo:岡田久仁子 text:一田憲子

『頑張らないおしゃれ』より抜粋

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Profile

板倉直子

Naoko Itakura

島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。著書に『頑張らないおしゃれ』『大人のための かしこい衣服計画』(ともに主婦と生活社)。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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