実は甘くて、栄養抜群!ワタ入り「ゴーヤの炒め物」

1週間特集『浜内千波 調理の新常識』
2017.08.07

浜内千波さん「浜内千波 調理の新常識」よりVol.1

夏らしい日が続いていますね。すでに夏バテ気味の人や、暑さでキッチンに立つのも辛いという人も多いのではないでしょうか? そんな中、せっかく作った料理が実は、栄養がほとんど抜けてしまっているとしたら? 手間を省いて、もっと美味しく作れるとしたら? ちょっとびっくりしてしまいますよね。 
今回、ご登場いただくのは、テレビ番組やCM、雑誌でも活躍中の料理研究家・浜内千波さん。メーカーへのレシピ提供や商品開発、さらに受講3年待ちという人気の料理教室を主宰しています。

40年にわたり、家庭料理を研究してきた浜内さんが提案してくれたのは、いままで当たり前と思われてきた調理の常識を覆した〝新常識〟です。

「私はもともと研究することが大好きで、当たり前とされてきたことが、本当のところどうなのかしら、と思い始めたらじっとしていられず、徹底的に調べてみたり、実験を繰り返してみたり……。そうするうちに、調理科学の進歩や流通している食材の変化から、いままで常識と思われてきたことにも、誤りがあることがわかってきました。そして、常識にとらわれていたら、体にいいもの、美味しいものを捨てることになってしまうことに気づきました。といっても、難しい工程はひとつもありません。むしろ手間が省けることばかり。ぜひ、日々の食事作りにお役立てください。」

 

初回の今日は、夏野菜の代表格ゴーヤにまつわる新常識です。

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ゴーヤはワタを一緒に食べるべし!

「良薬は口に苦し」といわれるように、苦いゴーヤには体にいい栄養がギュッと詰まっています。ビタミンCをはじめ、食物繊維やカリウム、カルシウムなど、夏バテ解消にはうってつけの野菜。特にビタミンCはトマトの5倍と豊富です。でも、もっとすごいのがゴーヤの「ワタ」。果肉の3倍ものビタミンCが含まれているのです!  〝ワタは苦味が強いのでしっかり取り除く〟とされてきましたが、実は、ワタには苦みはまったくなく、ほんのりとした甘さがあって調味料とのなじみも抜群です。

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ゴーヤの炒めもの

【材料 (2人分)】
ゴーヤ…1/2本(100g)
魚肉ソーセージ…1本
卵…1個
塩…小さじ1/4
コショウ・粗びき黒コショウ…各少々
サラダ油…大さじ1

【作り方】
1 ゴーヤは縦半分に切り、種だけをとって5㎜厚さに切る。魚肉ソーセージは斜め薄切りにする。

2 フライパンにサラダ油を熱し、ゴーヤを中火で炒める。しんなりしてきたら魚肉ソーセージを炒め合わせ、塩とコショウで味を調える。

3 溶きほぐした卵をまわし入れてざっと混ぜ、卵が固まったら、粗びき黒コショウをふる。

 

特集2日目の明日は、ブロッコリーについての新常識です。ブロッコリーといえば、塩茹でして食べるのが一般的ですが……!?
どうぞお楽しみに!

PHOTO:廣瀬靖士

→その他の「調理の新常識」レシピはこちら

「浜内千波 調理の新常識」浜内千波著 主婦と生活社刊 定価:本体1300円+税

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Profile

浜内千波(料理研究家)

ファミリークッキングスクールを主宰。和風から洋風・中華・エスニック・お菓子までこなすアイデア豊富な料理研究家。特に、基本を押さえつつ、料理をもっと手軽においしく作るワザには定評がある。雑誌や書籍のほか、講演、企業のメニュー開発などで多忙の日々。著書に『二菜ごはん』『生クリームだからおいしい! ふんわり、しっとりケーキ』(ともに主婦と生活社)、『朝に効くスープ 夜に効くスープ』(日本文芸社)など多数。
http://www.chinamisan.com/

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