簡単&時短。パンプティングの朝ごはん

器店主の朝ごはん
2018.09.02

「IZUMO[utsuwa]」助野いづみさんvol.1


はじめまして。神奈川県横浜市で器店『IZUMO[utsuwa]』を営んでいる助野いづみです。9月の「器店主の朝ごはん」連載を担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

普段は、家族それぞれ会社に学校にと慌ただしいのですが、休日は少し時間を掛けて朝食を用意します。今朝は、パンプディングです。

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時間を掛けてと言いましたが、パンプディングは簡単で、手間は掛かりません。食パンを適当な大きさにカットして耐熱のお皿に並べ、卵、牛乳、砂糖に、少しのバニラエッセンスを加えて混ぜたものを流し込んで、後はオーブンにお任せ。その間に身支度を整えたり、洗濯機を回したりと、用事が片付けられるのでいいですよね。

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今日使った器は、長崎県の波佐見で制作されている、中川紀夫さんのスリップウェアです。中川さんのスリップウェアはオーブンでも使えるので、今回のようなパンプディングやグラタンにも使えます。グラタン皿は白いプロダクトのものが多いけれど、こんな模様が入った温かみのある器だと、可愛くてお料理がさらに楽しくなっちゃいますね!!

ここでちょっと、スリップウェアのお話を。スリップウェアとは、クリーム状の化粧土(スリップ)で、マーブル模様や一筆書きのような装飾した器を言います。18世紀から19世紀にかけ、イギリスでオーブン皿として使われていましたが、工業化の波に押され衰退し、姿を消します。

それが柳宗悦などの民藝運動の創始者に見出され、実用に根ざした“用の美”の器として愛されるように。現代の生活に合った、独自のスリップウェアが日本で作られるようになりました。今ではスリップウェア手がける若手の作家も増え、個性豊かに独自の表情を追求しています。

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こちらは、8寸の大皿でワンプレートにした日の朝ごはん。模様のあるお皿に、いくつかのおかずを盛り付けているのに、きちんとまとまった感じに見えるのが不思議です。中川さんのスリップウェアは堅苦しくなく、緩すぎることもない丁度いい心地よさ。洋でも和でも似合う、普段使いの器です。

中川紀夫作 楕円鉢・フェザーコーム(5,400円)
中川紀夫作 楕円鉢・蔓文様(5,400円)
中川紀夫作 大皿・二重格子(7,020円)

『IZUMO[utsuwa]』では、他にも中川紀夫さんの作品を多くお取り扱いしています。その他の作品は、こちらからご覧ください。

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IZUMO[utsuwa](イズモ)

神奈川県横浜市青葉区大場町387-27
TEL:045-972-4230
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休(サイトのカレンダーをご確認ください)
http://izumo-utsuwa.com
Instagram「@izumo_utsuwa

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