イチジクと生ハムをのせたオープンサンドの朝ごはん

器店主の朝ごはん
2018.09.30

「IZUMO[utsuwa]」助野いづみさんvol.5


横浜あざみ野の住宅地で「IZUMO[utsuwa]」という器の店を営んでおります、助野いづみと申します。今日で9月の連載も最終回になります。これまでお読みいただき、ありがとうございます。

izumo_0930_nemoto
連載最終回の朝ごはんは、「イチジクと生ハムのタルティーヌ」です。「タルティーヌ」は、フランス式のオープンサンドイッチ。バゲットを軽くトーストし、クリームチーズを塗って、イチジクと生ハムをのせて、蜂蜜をトロリとひとかけ。簡単ですが、イチジクの甘さと生ハムの塩気とが相性抜群で、朝からなんとも幸せな美味しさなのです。

今日のテーブルは、優しい色合いでまとめてみました。楕円の皿は、根本幸一さんの「オーバルL・緑」。ふんわりとした色合いの緑色で、一枚のお皿の中に釉薬の変化があり、温かみを感じます。楕円皿は、長いものの盛り付けにピッタリなのはもちろん、一枚のお皿に何品かの料理を盛り付けてもキマります。

izumo_0930_nemoto_02
根本幸一作 オーバルL・緑 5,400円
根本幸一作 オーバルM・緑 4,320円

そして、キャロットラペをのせた皿は、小林千恵さんの「輪花小皿」です。千恵さんの輪花蓋碗の受け皿が可愛かったので、「こんな形の小皿を作って下さい」とリクエストして作っていただきました。
直径12cmぐらいの大きさで、お菓子をちょっとのせたり、副菜やお漬物などに使ってもいいですね。デザインの違う、これぐらいの大きさの小皿をたくさん並べて、色々なお料理を少しずつ盛り付けても楽しそうです。

小林千恵作 輪花小皿 3,240円
かぼちゃのスープを入れたカップ:根本幸一作 カップ・白(旧バージョン)

izumo_0930_murakami
同じお料理を、村上雄一さんの「湖水色オーバルプレート」にものせてみました。少し落ち着いたグレィシュなブルーのお皿は、明るい色のお料理がくっきりと映えますね。

村上雄一作 湖水色オーバルプレート 4,860円

作家さんが丁寧にひとつひとつ作った器には、「温度」や「想い」が感じられます。その器があることで心がウキウキし、料理を盛ると、また映えるのです。いつもの料理が美味しく感じられ、器に盛った料理を褒めてくれる人がいて、またその器を使いたくなって、料理を頑張っちゃう。そんな素敵なスパイラルが始まる幸せな器を、ぜひ探しにいらして下さいね。


←お店の紹介はこちらから

←その他の「IZUMO[utsuwa]」の記事はこちらから 

←連載「器店主の朝ごはん」はこちらから

IZUMO[utsuwa](イズモ)

神奈川県横浜市青葉区大場町387-27
TEL:045-972-4230
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休(サイトのカレンダーをご確認ください)
http://izumo-utsuwa.com
Instagram「@izumo_utsuwa

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ