高知編vol.1 豊かな自然の恵みがいただける「雨風食堂」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2017.04.01

愛媛在住・「暮らしの設計室」福岡美穂さん

 

地元おしゃれさんが自分の住む街の、とっておきのお店を案内してくれる連載「地元のおしゃれさんが案内する小さな旅」企画。4月は高知編です。 ナビゲーターは、愛媛で暮らしから住宅までを設計する「暮らしの設計室」に勤務する福岡美穂さん。お出かけにはもってこいのこれからの季節!

瀬戸内界隈の方も、遠方の方も、高知への旅を計画してみるのもおすすめですよー。

 

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photo&text:福岡美穂

 

こんにちは、福岡美穂です。今回から4回にわたって高知県のお出かけスポットをご紹介します。

迫力ある太平洋が眼前に広がる高知県。小学校の高学年から中学校を過ごし、土地柄も含めて馴染みがあります。雨量が多い反面、温暖な気候なので元気なお野菜が育つ地域です。

 

そんなお野菜をたっぷりいただけるのが、「雨風食堂」さん。食堂と裏手に小さな本屋のある、食事と図書のお店です。私の著書「四国の美しい店」をお店に置きたいとメールをいただいたことが、お付き合いの始まり。今では、高知へ行ったら真っ先に訪れたいお店のひとつです。

 

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お店は閑静な住宅街にあります。大きなユーカリの木が目印。オープン前に人が並んでいることが多いので分かりやすいです。

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ご夫婦で始められたお店には、味わいのあるテーブルが並んでいます。聞くと、おばあちゃんの家にあった野菜を貯蔵する箱や足場板をリメイクしたもの。所々に、その名残を感じます。

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この日のメインのおかずは、天然鯛の煮つけと炙り鯵の胡麻だれでした。どちらか選ぶことができます。悩みに悩んで、天然鯛の煮つけを注文。料理が出てくるまで、本を読みながら待つとします。

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本屋さんのスペースでも食事ができると聞き、裏手に回ります。こちらは、靴を脱いで上がる部屋なので小さな子どもを持つお母さんたちに人気だとか。

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本のセレクトは奥さまによるもの。どれも、発注する際にテーマを考え仕入れているそうです。訪れた際は、ちょうど商品の補充前ということもあって、ごちゃまぜ感のある並びが逆に面白かったり。。

 

そうしている内に、お料理が運ばれてきました。作っているのは、ご主人。毎日、産直市に行ってから調理方法を考えるため、オープン10分前に献立が決まることも。基本、メインのおかずは魚ですが、天候次第。鮮度のよいものを使っているからこそですね。

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日々変わる献立ですが、魚と野菜の揚げ出しあんかけとバッテラ(たまに巻き寿司になることも)は定番メニュー。ファンの多い一品です。どれも丁寧に作られていて、やさしい味わい。野菜のおひたしは出汁のジュレが食感を楽しくし、煮つけは、ゆずの皮がアクセントとなって味を飽きさせません。ご飯はこだわりの土鍋炊き。ご夫妻の細かな気配りと旬を感じ、身体が喜ぶごはんです。

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料理だけでなく、使われている器にも愛情を感じます。「作り手さんや売り手さんの顔が思い浮かぶ器を揃えて、愛着を持って使っています。食事と同じで納得したものだけを使いたくて」と話すおふたり。お店で使っている作家さんご本人が食事に訪れることも多いといいます。

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空間も料理も器も人も、すべてが心地いい「雨風食堂」。訪れるたびに元気がもらえる大好きなお店です。

 

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食事と図書「雨風食堂」
高知県高知市一ツ橋町一丁目65

MAP:

TEL:088-819-2103

OPEN:11:30〜夕方頃(※売切れ次第終了)

日・祝定休(不定休あり)

http://amekaze-shokudo.jp/

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