徳島編vol.4 木漏れ陽のような喫茶店「ろうそく夜」

地元のおしゃれさんの わたしの街
2017.07.29

~「ウタノタネ」森香菜子さん~

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photo&text:森香菜子

 

小さな喫茶店「ろうそく夜」。2人がけのテーブル席が4つ、静かに並べられた空間は広い窓に囲まれていて、柔らかな光が差し込む小さな小屋のよう。すぐ脇にたつクスノキと桜の木からは、風が吹くたびにさわさわと木の葉がそよぐ音が届く。木漏れ陽の中で過ごしているような気持ちの良い場所で、話をしたりぼんやりしたりしながら、気づいたら何時間も過ごしてしまうのです。

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そんな喫茶店「ろうそく夜」は、山の麓のお寺「種蒔大師 東林院」の境内にあります。もともとそこにあったあづま屋を喫茶店として改装したのだそう。

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お寺に来た通りすがりの人や、近所の人、わざわざ山の麓にあるこの場所を目指してきた人…。それぞれのいろんな理由でここにやってくるのかもしれないけれど、きっとみんな同じような心地よさを感じて帰っているんじゃないんだろうかと思うのです。

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メニューは10食限定のお昼ごはんや、おやつなど。写真は豆腐のブラウニー、甘夏シナモンシロップのソーダ割。バターや上白糖は使用せず、ひとつひとつの素材も、毎日の献立も、店主の元木ともよさんの「体が求めるもの」と向き合いながら、選んでいるそう。

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そろそろ暑くなってきたなあという頃には、かき氷がはじまります。

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ふわふわの氷のうえに、季節ごとに変わるシロップを。今回はいちごのピュレをかけて。

 

器やカトラリーもひとつひとつ、元木さんの好きなものを集めてきたもの。何を選ぶにも自然体で、自分の心や体と対話しながら正直に選んでいる人だなあと思うのです。

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「お客様一人一人がここに来ていろんな風に過ごしながら、どこか自分の心と向き合う場所になっているといいな。お寺がそんな場所であるように」と元木さん。

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木を感じること、風を感じること、光を感じること、そして優しいごはんとおやつの味。「ろうそく夜」には癒される理由がたくさんあるけれど、元木さんの心地よい距離感もそのひとつ。誰かの木漏れ陽のような存在になっている場所なのです。

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ろうそく夜

MAP:
徳島県鳴門市大麻町大谷山田59
営業時間:11:00~17:00
定休日:月、木、日曜
https://www.rousokuyo.org/

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