京都編 vol.13 「antiquus days」に見る、フランスの古いものが紡ぐ風景

地元のおしゃれさんの わたしの街
2017.10.07

京都在住ライター・大橋知沙さん

 

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地元おしゃれさんが自分の住む街の、とっておきのお店を案内してくれる連載「わたしの街」企画。10月は第4回目となる京都編です。 ナビゲーターは、京都を中心に編集・ライターとして活躍、かわいいもの・おしゃれなものにアンテナを張りめぐらせる大橋知沙さん。こだわりある京都人をもうならせる、とっておきのショップをご紹介してくれます。これから紅葉の時期を迎える京都は、まさに「錦秋」と呼ぶにふさわしい美しさ! ぜひお出かけしてみてはいかがでしょう。

 

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photo&text:大橋知沙

 

 

京都の中心地から、15分ほど電車に揺られた長岡京市という街にある「antiquus days(アンティークス・デイズ)」。郊外の小さな街にある古道具店ながら、蚤の市などのイベントに出店すると、ご指名でブースに駆けつける人々でにぎわいます。フランスのアンティークを中心としたシンプルで繊細な世界観と、暮らしに取り入れやすいアイテム、店主の岡田ゆう子さんがしつらえるテーブルや花の風景に、心を奪われる女性が多いのです。

 

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岡田さんが「antiquus days」の前身となる雑貨店「days」をオープンしたのは2009年のこと。出店していたイベントで、アンティークや古道具を見かけるたびにその美しさに魅せられ、現在の店舗への移転を機に、古いものだけを扱う店として生まれ変わりました。

 

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シンプルですっきりとした佇まいが好みだった岡田さんが選ぶ古道具は、日本の品ながらも、どこかヨーロッパの香りがするような雰囲気のもの。しかし、本場フランスの古道具を見つけるたびに、その美しさが岡田さんの心を捉えて離しませんでした。

 

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日本での仕入れが難しくなってきたことをきっかけに、単身フランスへと買い付けの旅に。今では年に2〜3回、一緒に店を営むご主人と渡仏し、パリや郊外の蚤の市を回っています。

 

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大きな枝ものを生けても様になるガラス瓶やピッチャーは、岡田さんが特に好きなアイテムの一つ。季節の花や果実をさりげなく飾るセンスは、古いものを暮らしの風景に取り入れるお手本になります。家具などのメンテナンスや、ヒビや欠けのあるうつわを漆継ぎで直すのはご主人の担当。修繕の跡も美しく、数十年、百年と時を超えても使い続けることができるデザインに、うっとりと見入ってしまいます。

 

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「アンティークと言っても、やっぱり日常の中で“使える”ものがうれしいですよね。シンプルな料理でもおいしそうに見えたり、自然の花をさっと生けただけで素敵になるようなアイテムを選んでいます」と岡田さんは言います。

 

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本格的な秋に向けて、またフランスへと買い付けに赴くそう。10月14日(土)15日(日)は京都の岡崎公園で行われる「岡崎アートフェスティバル」に出店するほか、11月「東京蚤の市」12月「関西蚤の市」にも登場します。長岡京市の店舗と合わせて、秋のアンティーク探しに訪れてみてください。

 

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antiquus days(アンティークス・デイズ)
京都府長岡京市開田3-3-10 ロングヒル1F

MAP:

TEL:075-201-8308

11:00〜17:00 ※営業日はHPにて要確認

https://www.strikingly.com/antiquusdays

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