京都編 vol,20 京都に暮らすように時間を過ごすことができるカフェ「アカツキコーヒー」

地元のおしゃれさんの わたしの街
2018.01.27

 京都在住ライター・大橋知沙さん

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photo&text:大橋知沙

 

恵文社一乗寺店を中心に、雑貨店やカフェが点在する京都のカルチャーゾーン・一乗寺に、ある日、古びたブルーグレイの扉が印象的なカフェが現れました。アイアンで造作された「COFFEE」の文字、ガラス窓からのぞくシンプルながらも古材などの味わいが生きた内装、扉と同じブルーグレイの壁の前で、黙々とコーヒーを淹れる店主……。「素敵なカフェにちがいない」と確信したのを覚えています。

 

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そのカフェの名前は「アカツキコーヒー」。オープンから5年が経ち、今では一乗寺に暮らす人々から観光客まで、たくさんの人が訪れる人気店に。朝9時からオープンしているとあって次々とお客様が訪れ、冒頭の印象的なブルーグレイの扉が忙しく開きます。

 

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店を営むのは、中島優(なかしま・ゆう)さん・マユコさんご夫婦。ドリップコーヒーはもちろん、一流のバリスタたちが愛用するエスプレッソマシン「SYNESSO(シネッソ)」を使って淹れられるラテやカプチーノも人気です。優さんがコーヒーを淹れ、マユコさんはサンドイッチや焼菓子などを担当。コーヒーチケットや土曜限定のモーニングなどもあり、地元の人々から愛されていることがうかがえます。

 

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ドリップコーヒーは浅煎りが中心で、京都の人気ロースター「WEEKENDERS COFFEE(ウィークエンダーズコーヒー)」がアカツキコーヒーのために焙煎したブレンドをはじめ、シングルオリジン各種も。好みの味わいを伝えれば、もっとも見合う豆をおすすめしてくれます。

 

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店内の雰囲気はシンプルながら、ブルーグレイの壁やヘリンボーン模様の床、アンティークのような風合いのテーブルなど、質感やディテールに趣のあるものばかり。通りに面した窓からは光が降り注ぎ、いつまでも過ごしていたくなるような心地よさが漂います。

 

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こちらは、キャロットケーキとブレンドのケーキセット(870円・税込)。「お菓子は、コーヒーとの相性を第一に作っています。浅煎りの豆が中心だから、それに合うよう甘さ控えめで軽めの余韻に。相性の良いコーヒー豆をおすすめすることもできますよ」とマユコさん。定番の焼菓子やキャロットケーキ、チーズケーキに加え、季節限定のケーキが3〜4種、夏にはパフェなども登場します。

 

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テーブルに座り、ゆっくりコーヒーとケーキを味わっていると、グラインダーの音やカチャカチャと食器が鳴る音が不思議と心を落ち着かせてくれます。そう、アカツキコーヒーにはBGMがないのです。それゆえに、じっくりとコーヒーを味わったり、本を読んだり、一緒に訪れた人と言葉を交わすことに自然と意識が傾きます。時にはそんなふうに、目の前のことだけを楽しむ時間も必要なのだと気づきます。

  

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丁寧に淹れられた1杯のコーヒーとともに、心落ち着く時間と空間を味わえるアカツキコーヒー。恵文社の行き帰りに、左京区さんぽの寄り道に、暮らすような旅の朝ごはんに、ブルーグレイの扉をぜひ開いてみてください。

 

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アカツキコーヒー

MAP:

京都市左京区一乗寺赤ノ宮町15-1

TEL 075-702-5399

9:00〜17:00

日曜・第2水曜定休(臨時休業あり)

http://akatsukicoffee.com

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