「薗部産業」の銘木椀 ~cotogoto(コトゴト)より vol.10~

今日のひとしな
2016.08.10

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当店始まって以来、年間売上ベスト10に、毎年必ず入っていると言っても過言ではないのが、この銘木椀。
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もちろん、私も使っております。かれこれ、5年くらいになりましょうか。お味噌汁専用のお椀として「桜」と「橅(ぶな)」の中サイズを使っています。買ったばかりの頃に比べると、ずいぶん色に深みが出てきました。高台の下が少し黒ずんできましたが、それすら愛しいお椀です。
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このお椀にお味噌汁をたっぷりよそって、白いごはんと干物なんかを食べていると、いつも「まんが日本昔ばなし」でおじいさんとおばあさんが仲良く美味しそうにごはんを食べているシーンを思い出します。そして頭の中では終わりの歌の「♪いいな、いいな、人間っていいな、おいしいおやつに、ほかほかごはん~」の部分がリフレインします。
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ほのぼのした幸せの景色に、このお椀って、すごくぴったりくると思うんです。
気取らない形と程よい重み、朴訥とした佇まいが、なんだかほっとさせてくれるのです。

作っているのは、神奈川県の小田原市に工房をかまえる薗部産業さん。国産の銘木を木屑まで無駄にしないよう、丁寧に丁寧に作っていらっしゃいます。

お椀をひっくり返すと木の名前が入っています。漢字一文字で「欅(けやき)」「栲(くるみ)」「栗」「楢(なら)」「桜」「橅」と、全部で5種類。何の木か分かっていると、これもまた愛着を沸かせるのに一役買ってくれるんです。
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と、ここで、「木の器って扱いが大変じゃないんですか?」という、よく聞かれる質問NO.1のお問い合わせにお答えしておきます。

この薗部産業のお椀には「ウレタン仕上げ」が施されているので、普通の陶磁器などと同じように、中性洗剤で洗ってもらってOKです。特別な手間は一切ありません。あえて言えば、長時間水に付けっぱなしにせず、早めに洗って乾かしてほしい……くらいでしょうか。食器洗浄機とか電子レンジは、さすがにお使いいただけませんが、それは多くの器と同様。その他には、特に注意することはありません。
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ぜひ、両手で包むようにお椀を持って、お味噌汁をすすってみてください。心底、ほうっと美味しいため息がこぼれるはずですから。


銘木椀(薗部産業)
けやき、なら、くり、くるみ (中):3,300円(税抜)
さくら、ぶな (中):3,500円(税抜)
けやき (大):4,300円(税抜)
さくら、ぶな (大):4,500円(税抜)

cotogoto(コトゴト)

炊事や洗濯、掃除といった家事の道具が並ぶお店。日本の素材を使い、四季のある風土や暮らしの中で使いやすいよう丁寧に作られたアイテムをラインナップ。「今日のひとしな」のコラム執筆は、店主の涌井玲子さん。

東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F
TEL:03-3318-0313
11:00~20:00 無休
http://www.cotogoto.jp

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