日本の夏に欠かせない「くわな鋳物」の蚊やり器と「りんねしゃ」の菊花せんこう

今日のひとしな
2016.08.15

~cotogoto(コトゴト)より vol.15~

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蚊はもちろん大キライですが、蚊取り線香の香りや煙がゆっくりと立ちのぼっていく景色って、すごくいいですよね。鼻孔に残る香りが郷愁を誘い、特に理由もないのに切なくなったりなんかして。

昔、実家で「はたして蚊取り線香は本当に効くのか?」について実験したことがあります。庭に面した部屋で、窓を開けっ放しにしてみました。当然、蚊の大群が徒党を組んで、部屋の中に押し寄せてきました(そういう風に見えました)。

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ところが蚊取り線香を焚いた途端、ぴたりと入ってこなくなったんです。奴らは窓のあたりまでは来るのですが、煙を感じると、くるっとUターンして庭へ戻っていきます。その姿を何度も目撃し、「シールド(スターウォーズ)」と「ATフィールド(エヴァンゲリオン)」を同時に手に入れたような気分になったことを鮮明に覚えています。

夏になると、お店でもこの「蚊やり器」で蚊取り線香を焚いています。日本の鋳物産地のひとつである三重県桑名地方の「くわな鋳物」の蚊やり器は、その名のとおりずっしり重い鋳物です。だからこそ、かなり強い風が吹いてもびくともしない安定感があります。ペットや小さいお子様がいても、安心して使っていただけると思います。

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一方、蓋に施された絵柄はとても繊細な佇まい。伊勢の伝統工芸である「伊勢型紙」の意匠をイメージした図案で、かつ「花火」や「泡」「雲」「朝顔」など、夏の風物詩をモチーフにした6種類があります。置いておくだけでも絵になる、風情のある蚊やり器だと思います。

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そして肝心の蚊取り線香は、「りんねしゃ」の「菊花せんこう」。この香り、大好きです。一般的な緑の蚊取り線香ももちろんいい香りですが、「菊花せんこう」のほうがマイルドで優しいんです。なぜなら、すべて天然成分でつくられているから。

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主成分は「除虫菊」という植物なのですが、「りんねしゃ」さんが自社で栽培。それに北海道産のハッカや白樺木粉などを組み合わせています。もちろん、合成着色剤や染色剤は使用していません。これなら一日中付けっ放しでも安心です。

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見た目も良くて、安心・安全な「シールド」もしくは「ATフィールド」を手に入れたというわけです。これで夏は無敵になれるのです。

 

蚊やり器(くわな鋳物)
各4,000円(税抜)

菊花せんこう(りんねしゃ)
940円(税抜)

 

cotogoto(コトゴト)

炊事や洗濯、掃除といった家事の道具が並ぶお店。日本の素材を使い、四季のある風土や暮らしの中で使いやすいよう丁寧に作られたアイテムをラインナップ。「今日のひとしな」のコラム執筆は、店主の涌井玲子さん。

東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F
TEL:03-3318-0313
11:00~20:00 無休
http://www.cotogoto.jp

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