土鍋で炊いたごはんで、朝ごはん

ある日の朝ごはん
2017.01.29

~「うつわPARTY」坂根さよみさん vol.5~

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1月の連載を担当させていただいている駒場東大前のうつわの店「PARTY」の坂根です。今回で最終回になります。読んでくださって、ありがとうございました。

さて、仕事が慌ただしくなるとさぼってしまうことも多々あるけれど、ほとんど毎日食べる朝ごはんだから、メニューも気分もマンネリになりがちです。

そういうとき気分を変えてくれるのは、やっぱりうつわ。

個展で気になるものを見つけたり、店に新しいものが入荷すると、「うつわ屋としては、まずは自分で使ってみなきゃ」と言い訳しながらすぐにうちに連れて帰り、ごはんづくりのモチベーションを上げたりしています。
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この小さな土鍋は、内山亜矢子さんに「一合炊きの土鍋が欲しい」とリクエストして作ってもらったもの。以前、泊まった旅館で、夕食時、一合炊きのお鍋でごはんを炊いて食卓に出してくれたのが、とっても可愛かったから。内山さんの土鍋は一合より少し大きいけれど、食卓にちんまり収まります。
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火にかけて沸騰させて、弱火で5分。蒸らしに15分ほど。内山さん流の炊き方に、えっ、たったの5分? と思ったけれど、ほんとにそれで美味しく炊けました。

朝のごはんは、長年、「ルクルーゼ」で炊いてお櫃に取っていて、もちろんその習慣も大事にしたいけど、ときどきはこんな土鍋ごはんもたのしいなと思います。
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こちらは、最近、店に入荷してさっそく連れて帰った安達健さんのうつわ2点。やわらかな土の風合いと温かな色味が、お料理をとても美味しそうに見せてくれます。

角皿、長皿、だ円、モッコ型、箱型などなど、変形のうつわは食卓に変化をつけてくれるし、なにより盛りつけするときたのしいから、
つい手が伸びてしまいます。

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煮物を盛った印判の鉢とひょうたんの染付のお皿は藤塚光男さん。納豆の片口鉢は、原田七重さん。飯碗は長谷川奈津さん。長く愛用しているうつわたちがほとんどですが、新しい仲間が加わるとみんないきいきしてくるような気がします。
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作る人がたのしくなくちゃ、お料理は美味しくならないですよね。毎日のごはんづくりに煮詰まって来たら、やる気をアップしてくれる素敵なうつわを探しに出かけましょう。
お店でお待ちしています!

 

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第1回「ももふく」 田辺玲子さんはこちらから
第2回「H.works」 園部由貴さんはこちらから
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第4回「夏椿」 恵藤文さんはこちらから
第5回「スタイル ハグ ギャラリー」 尾関則恵さんはこちらから
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うつわPARTY

ひとりのときも、みんなでワイワイ食べるときも、パーティみたいにわくわくした気分になれる器が揃います。コラムの執筆は、店主の坂根さよみさん。1月14日(土)~25日(水)は「酒器展」を開催中です。

東京都目黒区駒場2-9-2
TEL・FAX:03-3467-6830
不定休(展示会中は無休)
営業時間:12:00~19:00(展示会中は11:00~スタートで、最終日のみ17:00まで)

http://utsuwa-party.com/index.htm

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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