日常と非日常。背中合わせの世界に生きる、「higurashi antiques(ヒグラシ アンティークス)」のアンティーク

今日のひとしな
2017.07.23

~ FESTINA LENTE(フェスティーナ レンテ)より vol.23 ~

昔から、母の影響で古いものがだいすきでした。

ただなんとなく、
そこにあるだけで美しい。

それは不思議な魅力で、幼いながらにその理由がなんなのか疑問に思っていたものです。

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仕事前に立ち寄った蚤の市で「higurashi」さんのアンティークに出逢ったとき、
急に幼いころの疑問がわかったような気がしました。
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「higurashi」さんのアンティークには、物語があるのです。

どうして今、ここにあるのか、そのものが経てきた背景まで知りたくなるようなストーリー。
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「a thing for someone. それは誰かのためのもの。」
「higurashi」のオーナーである伊藤さんは、そう言います。

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誰かにとって特別でなくても、
誰かにとってはかけがえのないものかもしれない。

日常と非日常が詰まったアンティークの数々をみていると、
想いが巡り、愛おしくてたまらなくなるのです。
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誰かの物語を語り続ける、「higurashi antiques」のアンティークのお話でした。

文・写真/Kasai Shiki

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FESTINA LENTE(フェスティーナ レンテ)

東京都千代田区神田錦町3-16-2F
Open:11-19/Holiday:Mon
t/03-5577-3071 f/03-5577-3072
m/info@festinalente.shop
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