「motta(モッタ)」×ワイズベッカーのコラボハンカチ

今日のひとしな
2017.06.24

~ motta(モッタ)より vol.3 ~

注目のアーティスト、フィリップ・ワイズベッカー氏が、ハンカチブランド「motta」とコラボレーションし、奈良のモチーフを描いたハンカチが生まれました。

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ワイズベッカー氏は、日本でも様々な分野で活躍していて、国内でも個展やトークショーなどが開催されています。どこかで絵を見かけたという方も多いのではないでしょうか。2017年の秋には、北海道で個展も予定されています。

独特のパース、線の表情、直線的なのに不思議なあたたかみがある絵が、様々な人を魅了しています。

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今回は「motta」を展開する「中川政七商店」の創業の地、奈良をテーマに、「鹿」「のりこぼし(東大寺二月堂の行事で用いられる)」「五重塔」を描いていただきました。

この企画が始まったとき、初めてお会いしたワイズベッカー氏は、ポケットに金定規を入れ、サインをするときには名前を記した後、定規をとりだし、丁寧に直線を引いてくれました。その1本の線を丁寧に引く姿を見て、ワイズベッカー氏の線が人々を魅了する理由が見えた気がしました。

原画が到着したときには、1枚1枚丁寧に梱包されていて、開けると、風合いのある古い紙に、やわらかい芯の鉛筆で奈良のモチーフが描かれていました。その雰囲気を壊さないように、その魅力が伝わるように、ハンカチに仕上げていきました。

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ハンカチは線が太くなりすぎないよう微妙な調整をしながら、1枚1枚プリントされます。その線は、えんぴつで描かれたようなあたたかみのある仕上がりになっています。

motta×ワイズベッカーハンカチ (motta011,motta012)
1,836円(税込)

←お店の紹介はこちらから

中川政七商店

1716年(享保元年)創業以来、手績み手織りの麻織物を扱い続ける奈良の老舗。「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」「2&9」「motta」「花園樹斎」などのオリジナルブランドを展開。日本全国、その土地ごとに受け継がれてきた職人の技や想い、暮らしの知恵が息づく生活雑貨を数多く生み出している。300周年を機に、全国の工芸産地と読者をつなぐウェブメディア「さんち ~工芸と探訪~」をスタート。

 

中川政七商店 表参道店
東京都渋谷区神宮前5-43-7 1F
TEL:03-3409-2260
営業時間:11:00~19:00
定休日:年末年始
http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/2428

Profile

フィリップ・ワイズベッカー

Philippe Weisbecker

パリとバルセロナを拠点にするアーティスト。1968 年から 90 年代まで N.Y. に在住。フランス政府によるアーティスト・イン・レジデンスの招聘作家となり、4か月間の京都滞在経験も。展覧会は世界の各都市で 60回以上、日本では「クリエイションギャラリーG8」「クラスカ」など各地で開催。2017年2月には、バルセロナとベルリンにて個展を開催。現 在 日 本 で 出 版 さ れ て い る 作 品 集 は、『INTIMACY』『104Batiments』『POBLE NOU』『ACCESSOIRES』『MARC’S CAMERAS』『HAND TOOLS』など。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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