南部鉄器「釜定(かまさだ)工房」の「ワンハンドパン」

今日のひとしな
2017.11.03

~designshop(デザインショップ)より vol.3 ~


「designshop」の看板商品といえば、「釜定工房」の南部鉄器です。

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岩手県盛岡市で3代続く工房の代表・宮伸穂氏は、職人としての技術・知識だけでなく、東京藝術大学でデザインについても学び、現代の生活の中に道具としてしっかりと根付くモノづくりを続けていらっしゃいます。

本日ご紹介するワンハンドパンも、宮氏のデザイン。わたし自身、「designshop」に入社する前から、かれこれ10年近く愛用しています。

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デザイン上、野菜炒めには不向き(側面が垂直に切り立っている&重いので、返すのが難しい)ですが、お肉を焼いたりすると本当にきれいな焼き目がついて、誰でもおいしく調理ができちゃいます。深さもあるので、焼き煮なんかにも便利ですね。

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写真の真ん中がワンハンドパンの大、左が小。そして右の、同じ「釜定工房」のイグ鍋は、一番人気のミニフライパン。いわゆる「インスタ映え」するお品のようで、「#イグ鍋」でinstagramを検索すると、みなさんとてもかっこよくスタイリングされていて参考になります。

鉄製なので、洗ったあと軽く火にかけて水気を飛ばす作業だけ怠らなければ、ほかの細かなことにはそこまで神経質になる必要はないと個人的には感じます。これは、決して正規の正しいおすすめのお手入れ方法とは言えませんが、「興味があっても、お手入れが大変そう」と踏み出せないよりは、細かなことを気にせず、ガシガシ道具として使ってもらえた方がいいのではないかと思っています。実際にわたし自身がそんなやり方で10年近く使ってきましたので、不安に思っている方の参考になればいいなぁと。

人気商品のため在庫切れのことも多いのですが、今月ちょうど、ワンハンドパンやイグ鍋、薄型のシャロウパンが、珍しく用意できました。ご興味をお持ちの方、よろしければぜひ「designshop」をのぞきにいらしてください。鉄器のフライパンは思いのほか、敷居が高くないですよ。


文:鹿野幸祐

釜定|ワンハンドパン(大・小)

釜定|イグ鍋

 

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designshop(デザインショップ)

シンプルライフ、クオリティライフにふさわしい、流行に左右されず末永く使える優れた商品を発信するショップ。「今日のひとしな」コラム執筆は、オーナーの森 博さん、店長の鹿野幸祐さん、広報の杉江厚子さんをはじめとするスタッフのみなさん。

 

東京都港区南麻布2-1-17 白ビル1階
03-5791-9790
営業時間:11:00~19:00
定休日:土、日、祝日
http://www.designshop-jp.com

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