ビールにおすすめ。ドイツ「クリスチャン・メッツナー」と日本「ajoy(アヨイ)」のグラス

今日のひとしな
2018.01.10

~ HOEK(フーク)より vol.10 ~


最近は、毎日お酒を飲むことはなくなりましたが、それでもビールはよく飲みます。「とりあえず、ビールで」というよく聞くフレーズがあるほどですから、居酒屋でも家でもビールを飲む人は多いと思います。僕のまわりを見てもビール党は多いですし、日本人ってビール好きですよね。

ビールビールと連呼していたらちょっと気になってしまい、調べてみました。あるデータによると、「国別一人当たりのビール消費量ランキング」の世界第1位はチェコ、2位はナミビア、3位はオーストリア、4位はドイツ。そして日本はというと、予想外の52位……。1位のチェコは日本の3倍以上の消費量という結果に。世界で見ると、日本人はそれほど飲んでいないのですね。

IMG_9280僕はだいたい飲むものによって気分でグラスを変えたりするのですが、ビールの時は決まってこの「CHRISTIAN METZNER(クリスチャン・メッツナー)」のグラスです。

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綺麗なフォルムのこのグラスは、素材は実験器具によく用いられる耐久性・耐熱性に優れたホウケイ酸ガラスで作られています。薄すぎず厚すぎず、軽いながらも丈夫で、底が盛り上がったデザインが特徴的です。

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ドリンクを注ぐと、この底の部分が浮かび上がり、幻想的な雰囲気に。

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スタッキングした姿もとても綺麗で、デザインがまずお気に入りです。

また、機能的にも非常に気に入っているところがあります。底が盛り上がってる部分が、ビールを注ぐときにいい役目をしてくれるのです。グラスを傾けずに、そのままテーブルに置いた状態で注いでも、泡ばかりにならないのです。そればかりか、泡が2~3割のちょうどいい具合になってくれます。食事が始まってから、ビールを追加で注ぐときなど、グラスを持たずに気にせず注げるので、片手で済んでとても楽なのです。

そんな訳で、初めはビールを飲む時に使っていたこのグラスも、今では水、ジュース、牛乳など、様々なものにも使うようになり、使う頻度ナンバーワンのグラスに君臨しています。

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デザインしたのはドイツのデザイナー、クリスチャン・メッツナー。「HOEK」でも取り扱いのある、ドイツのレザーブランド「PB0110」でもCMシリーズをデザインしており、その他にも様々な美しいプロダクトを生み出しています。先日、嬉しいことに「HOEK」にも来てくれたのですが、とてもスマートで柔らかい雰囲気が印象的でした。


「Christian Metzner」

 

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そして、もう一つ。個人的にとてもしっくりくるグラスがあります。それが「ajoy(アヨイ)」という日本のブランドの曇りガラスのグラスです。

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この細長い形が、個人的に小学校時代のリレーのバトンを思い出す懐かさしさもあるのですが、このサラサラとした質感も気持ちよく、時間があってゆっくり飲みたい時に使っています。

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少し丸みのあるフォルムがとても綺麗で、飲み物を入れた時の佇まいも美しく、眺めていているだけでも気持ちがよいです。ビールの他にも、このグラスで豆乳をちびちび味わって飲むのもお気に入りです。

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毎日のように手に触れて、握るグラス。たかがグラス、されどグラス。お気に入りのグラスがあれば、毎日がちょっとだけ気持ちのよいものになる……はずです。少なくとも僕は、なってます。

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HOEK(フーク)

ヴィンテージ、プロダクトデザイン、ハンドクラフトなど様々な分野から、食器、インテリア雑貨、日用品、オブジェ、キッズアイテム、ファッションなどジャンルレスに紹介。「今日のひとしな」の執筆は、主に大井美代さん。ときどき大井智史さんも登場。

 

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