「バーバパパ」の起き上がり小法師

今日のひとしな
2018.01.23

~ HOEK(フーク)より vol.23 ~


今日のひとしなは、世界中からの平和への願いが詰まった、起き上がり小法師のご紹介です。

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福島県会津地方に古くから伝わる郷土玩具、起き上がり小法師。その名の通り、何度倒しても起き上がるその様には、何度失敗してもくじけず、立ち上がって努力することの意を示す“七転八起”の精神が込められています。「無病息災」「家内安全」などの縁起物としても古くから親しまれ、「家族が増えますように」という願いから、家族の人数より一つ多く購入する慣習もあったようです。

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そんな縁起物である起き上がり小法師。今日ご紹介するのは、世界中で愛されるキャラクター「バーバパパ」の姿をしています。そして、そのファミリーたちも勢ぞろい。言われてみれば、起き上がり小法師、シルエットがバーバパパファミリーとそっくりだと思いませんか? 「HOEK」の店内でも、その愛らしい姿についお客様も和んでしまう、そんな存在になっています。

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実は、このバーバパパの起き上がり小法師。企画したのは、元日にお届けした「今日のひとしな」、至福のタオル「リトルボッコ」を制作する「リトル」の日夏さんご夫妻。広島平和公園に世界中から寄せられる折り鶴を再生したパルプを使用して制作しているんだそうです。日夏さんの奥さんが広島県出身というのもあり、以前から何か貢献できることはないかという思いがあったとのこと。私も実は長崎県出身です。身につまされる思いがしました。

世界中から寄せられるこの折り鶴、年間で集まる数は膨大な数にのぼるのだそう。それは、とても喜ばしいことですが、処理の問題などが出てくるのも現実。たくさんの人の思いを、何かの形を変えて再利用することができたらそれはとっても素敵なことですよね。「バーバパパ」は絵本の中でも社会問題に取り組んでいますから、この“紙の再生”のアイディアには脱帽です。また、売上の一部は、広島市原爆ドーム保存事業基金と福島県の東日本大震災子ども支援基金に寄付されます。

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そして、何とも愛らしく温かみのあるこの表情ですが、絵付けは福島県西会津町の野沢民芸品製作企業組合二代目の早川美奈子さんによるもの。確かな職人技で丁寧に絵付けされています。その仕上がりは、どれをとっても完璧な出来栄え。

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初めて目にした時、キャラクターの姿が、そのまま忠実に表現されていることに感動したのを覚えています。手書きですので、多少の個体差はありますが、「バーバパパ」はどれをとっても「バーバパパ」、「バーバモジャ」はどれをとっても「バーバーモジャ」と、どれも本物そっくり。一つ一つに命が吹き込まれていく様子を見ていると、愛着もぐんと湧いてきます。

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塗料は、環境にやさしく安全性の高いニューヨーク発の塗料「ベンジャミンムーア」。この塗料がまた、とっても優秀なんです。変色、劣化などを起こしにくく、耐水性・耐摩耗性・保色性に優れているうえに、なんと消臭、抗菌、防カビ効果もあるとのこと。

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起物なので、飾って楽しむのがおすすめですが、一番小さなサイズはポケットやポーチに忍ばせてお守りがわりに持ち歩くという楽しみ方もあります。生みの親である日夏さんが実際にそうされていると聞き、私も真似してみたんですが、、これが予想以上に楽しかった……。何だか相棒ができたような心強さを感じつつ、ちょっとした秘密を隠し持っているような感覚にもワクワク。大の大人が、まさかポケットにちっちゃなバーバパパを隠し持っているとは誰も予想しないと思います(笑)。

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それぞれキャラクターによって性格や得意分野も違うので、それにかけて今日のお相手を決めるのも楽しい選び方。「バーバパパ」は、困っている人がいると助けずにはいられない強くて優しい性格ですし、「バーバモジャ」は芸術好き。美術館のお供にバッグに忍ばせるのもいいですね。

毎日頑張っているお母さんには、「バーバママ」は心強い同士になってくれるでしょう。ちっちゃな「バーバママ」相手に、こっそり愚痴をこぼすのもアリなんではないでしょうか? 「ちょっと待って。小さなママではこのたくさんの愚痴を受け止めきれないかも……」という方でも大丈夫。「バーバママ」と「バーバパパ」には大きなサイズもあるんです。きっと、さらに寛大な心で受け止めてくれるはず。……というか、我が家にこそ、これ、必要かもしれません。この文章を書きながら、ハッとしている自分を見つけちゃいました。ということで、早速我が家にも大きな子を導入しようかな。どこに置こうか考えてみることにします。家庭の平和もこれで保たれそうです(ホッ)。

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こちら、ポケットに忍ばせた時にも色移りの心配もなく、余程の力が加わらない限り色が剥げ落ちることもありません。逆に、使っていると摩擦によりマットだった質感が、ツルツルピカピカに変化していきます。ピカピカになった姿、ちょっと笑えて、より愛着が湧いてきますよ。日夏さんの「バーバモジャ」はピッカピカでした。おすすめの楽しみ方です。

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また、お出かけ先で、ふと眺めたり、カフェで一緒に休憩をとるのも和みます。本当に小さいので、周りの目も気になりませんからご安心を(笑)。ぜひSNSを使って拡散してみてください。

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公式インスタグラム「@barbapapa_okiagarikoboshi」では、日々、可愛い「バーバパパ」たちがいろんなシーンで登場し、心を和ませてくれています。大げさかもしれませんが、この投稿も一つの平和へのアプローチのように感じています。日常の中では、つい忘れてしまいがちな平和のありがたさ。この「バーバパパ」は、肩肘張らず、目にするたびに少しの間立ち止まってそれを思い出させてくれる、大事な存在とも言えるんです。

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この「バーバパパ」、今や世界中で親しまれていますが、その昔、フランスのとあるカフェで隣り合わせた見知らぬ者同士がやりとりした落書きから生まれたそうです。なんだか夢がありますよね。全てのことに、可能性を感じずにはいられません。

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キャラクターものは好みが分かれるところでもありますが、まずはそこに込められた願いがあることを知っていただければと今回ご紹介させていただきました。制作した日夏さんご夫婦が生み出すものには、全てに”心”がこもっているんです。考え抜かれた構想が具現化されているから、どの商品をとっても素敵なんですよ。どれも語れるものばかり。「リトル」の商品は、後日もうひとつ「今日のひとしな」でご紹介したいと考えていますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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パッケージにもこだわりがあり、“職人”として箱作りに取り組む、貼箱などで有名な「竹内紙器製作所」による専用箱に収められています。

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「リトル」の定番タオル「リトルサンシャイン」と組み合わせたギフトも大変喜ばれています(このタオルについては、また後日ご紹介いたしますね)。「竹内紙器製作所」のギフトボックスにおさまる姿が、美しいです。

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そして「リトル」は、東京・自由が丘の「みどり湯」横にあるギャラリー「yururi」で、「3days store」を不定期に開催しています。こだわりのつまった商品と、「リトル」に関わるフレンズたちが選んだ商品が並ぶ楽しい期間限定ショップです。「HOEK」も、毎回商品をご紹介させていただいています。

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ちなみに、期間中は隣の「みどり湯」にて「リトル」のタオルをお試しいただけるサービスが実践されているんですよ。「今日のひとしな」でも、すでにご紹介させていただいた、「リトルボッコ」の至福のタオル。気になっているけれど試してからでないと、という方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方に、とっても嬉しいサービスですね。

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日夏さん夫婦と「みどり湯」の店主の方の人柄も温かく、きっと楽しいひと時をお過ごしいただけると思います。日程などは、「little(リトル)」のFacebook、instaglamなどでチェックし、お出掛けくださいね。

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うちの子も、気になってこの場所に釘付け。赤色は「バーバブラボー」、運動好きなんだそうですよ。

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ここのところ冷え込みますね。うちの子供たちはきのうの大雪も楽しんでいましたが、皆様、温かくして風邪などひかぬようご自愛ください。ちなみに風邪にはビタミンが効くそうですよ。我が家はここのところ、みかんの偉大さを知り、よく食べるようになりました。みかんの白い筋って、とっても体にいいんだそうです。調べてみてその威力に度肝を抜かれました。ここに書き出したいくらいですが、益々長くなるので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね。

ではまた明日。

バーバパパ / 起き上がり小法師

 

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HOEK(フーク)

ヴィンテージ、プロダクトデザイン、ハンドクラフトなど様々な分野から、食器、インテリア雑貨、日用品、オブジェ、キッズアイテム、ファッションなどジャンルレスに紹介。「今日のひとしな」の執筆は、主に大井美代さん。ときどき大井智史さんも登場。

 

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