フォルムが美しい「2016/ arita」の藤城成貴さんデザインの食器

今日のひとしな
2018.01.28

~ HOEK(フーク)より vol.28 ~


「2016/(ニーゼロイチロク)」は、有田焼で作られている新しい陶磁器ブランドです。有田焼が誕生して400年という節目の年である2016年に誕生しました。世界で活躍する16組のデザイナーと有田焼の窯元がタッグを組み、有田焼の伝統とデザイナーによる革新的なデザインを融合させたプロジェクトなんです。
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プロダクトデザイナーや家具デザイナー、空間デザイナーまで、普段は食器以外のデザインをすることが多いデザイナーが参加し、独特でデザイン性の高い商品を展開しています。16組のデザイナーのうち、日本人のデザイナーも2名、このプロジェクトに参加しているのですが、そのうちの一人が本日ご紹介する藤城成貴さんです。

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(Product's photo by Yasunori Shimomura)

とにかく、藤城さんのデザインは、フォルムがとてもきれいです。今回のこの「2016/」でも、そのフォルムのきれいさが存分に表現されています。バランス、傾き、色合い、感触など細部にまでこだわり、デコラティブではなくシンプルなデザインながら、インテリアのポイントになるような存在感のある佇まいが特徴的です。

藤城さんは、どんな商品も図面を引いてデザインするのではなく、実際に自身の手で模型を作り、幾度も試行錯誤を繰り返し、デザインの着地点を見いだしているんです。アトリエに伺った際、今までの様々なプロダクトの模型たちの美しさを目の当たりにし、感動したことを思い出します。

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マグは、持ち手のデザインが特徴的。本体の丸みと持ち手の直線的なデザインのバランスが絶妙で、持った時に親指が当たる部分が平らなので、使い心地がいいのです。

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醤油差しとおろし器も、角度が絶妙です。そのまま食卓に並べても絵になります。


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高さ11cmの小さめのピッチャー。ソースやドレッシングなど様々な使い方ができ、食卓を彩ってくれるアイテム。一輪挿しなどの花器としてもおすすめです。

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(Photo by Kenta Hasegawa)

「2016/ arita」

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この「2016/」のアイテムの他にも、「HOEK」では、藤城成貴さんデザインの商品をお取扱いしています。ロープの結び目だけで仕上げた多機能な「ロープのかご」や、グラフィカルな表現方法を取り入れ、あたかも浮いているかのような「モビール」、バルカナイズドファイバーという特徴的な素材を用いた「ランプ」など、どれも不思議な魅力を持つものばかりです。

「shigeki fujishiro」


また、個人的に毎回楽しみにしていることなのですが、藤城さんは定期的に個展もやられていて、毎回違うテーマを設け、独特なアプローチで表現されています。現在は、「銀座メゾンエルメス」にて「GAME」と題したウィンドウディスプレイを担当されています。3/13(火)まで展示しているようですので、銀座に行かれた際は、ぜひご覧になってみてください。藤城さんの世界観を実際に感じることができるいい機会です。きっと、心が踊るはずですよ。

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HOEK(フーク)

ヴィンテージ、プロダクトデザイン、ハンドクラフトなど様々な分野から、食器、インテリア雑貨、日用品、オブジェ、キッズアイテム、ファッションなどジャンルレスに紹介。「今日のひとしな」の執筆は、主に大井美代さん。ときどき大井智史さんも登場。

 

東京都渋谷区神宮前5-12-10 鈴木マンション406
TEL:03-6805-0146
営業時間:12:00~19:00
定休日:水、木曜
http://www.hoek.jp
最新情報はInstagram「@hoek_shop」にて

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