凛とした佇まい「JICON 磁今」の飯碗

今日のひとしな
2018.02.09

~ 「組む東京」 vol.9 ~


飯碗にどんな器を使うか? ということは、日本人にとっては、楽しく、かつ大切なテーマだと思うのですが、幼い頃から当たり前すぎて、かえってあまり考えたことがないというほうが普通なのかもしれません。今日は私が使っている飯碗について、少し掘り下げてお伝えしてみたいと思います。私が、ここ数年、毎日使っている飯碗はこちらです。

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<JICON 飯碗 大 渕錆 2,400円(税抜)>

その佇まいが凛として美しいということはもちろん、日々使う物なので、まずは使い勝手が大事です。触り心地が滑らかで、軽くて持ちやすい。常に持ち上げて使うものなので、そのあたりは重要で、こと飯碗についてはゴツゴツザラザラした感触や重いものは好みません。

お茶漬けや、時には汁物も入れるので、ふちの口のあたりも重要です。「JICON」の飯碗は、ふちにわずかに反りがあって、気持ちの良い使い心地です。また、薄いのに丈夫で、とても洗いやすく、落ちにくい汚れもスルっととれる優秀さも魅力です。

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<JICON 飯碗 白 大2,400円(税抜)、小2,200円(税抜)>

私は抹茶を飲むときにもこれを使っているのですが、茶筅(ちゃせん)がよくすべり、お茶を点てやすく、飲む時の口当たりも良いので、大変重宝しています。s-3
飯碗は大きいほうが直径140mm、高さ57mmで、小さいほうが114mm、高さ51mm。小さいほうは、女性や子供が使いやすいサイズ。華奢で、とても可愛らしいのです。デザインも、ふちに錆色を施してあるものと白と2種ありますので、色違いのペアで贈り物にしたり、小さなお子さんへの成長のお祝いなどにも素敵なギフトになると思います。

さて、昨日は、「JICON」の素材である陶石や釉薬について少しだけご紹介をしましたが、今日は「JICON」が生まれる場所をご紹介したいと思います。

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こちらは長崎県にある工房の入り口。庭で、成形された器が天日に干され、まるで日光浴をするように気持ち良さそうです。
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このすぐ向こう側には、大村湾の穏やかな海が広がっています。

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場所は変わって、有田町内にある「JICON」の直売店「今村製陶 町屋」では、すべてのラインナップの展示販売をしています。

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歴史ある建物を改装してつくられた展示室がとても素敵なのですが、今日は、裏手に抜ける通路の石と陽だまりの写真を見ていただきたいと思います。このような何気ない、一つ一つの景色から、ここが長い間大切に守られてきた場所だということがひしひしと感じ取れます。

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今村肇さんと麻希さんご夫妻。このお二人の手から愛情込めて作り出され、送り出される「JICON」。
「JICON」もまた、美しい人と美しい場所から生まれています。

組む東京

国内外のものづくり、手工業の交流拠点となる場として、ショップ、ギャラリー、コミュニティ・スペースの機能をもつお店。「今日のひとしな」の執筆は、代表・キュレーターの小沼訓子さん。

 

東京都千代田区東神田 1-13-16
tel:03-5825-4233
営業時間:12:30~19:00
不定休(サイトをご確認ください)
http://www.kumu-tokyo.jp/
インスタグラム「@kumutokyo

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