【編集部ブログ】作家ものの良さってこういうこと! 「sonor(ソナー)」のものづくり後編

編集部ブログ
2018.11.27

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園田さんへ、バッグのお直しを依頼したわたくし、大塚。今日は園田さんのものづくりとアトリエのお話を。

 

アトリエにある打ち合わせスペースには、園田さん作のバッグの展示が。この布の仕切りの奥に作業場があります。

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ご結婚が早かったため働いた経験がほとんどないという園田さんですが、子育てをしながら子ども服などを手作りされていたそう。発表会の服、帽子、などアイテムは徐々に広がっていき、大人用のルームシューズなど布小物も手掛けるように。東京・日暮里の生地問屋街に素材を探しにいったときに、現在の「sonor(ソナー)」のもととなる豚革に出合います。

「たくさんの素材のなかで、なぜかその革だけが気になって。別のお店でも気になったものも同じところの革だったため、やっぱり好きと確信して、一枚だけ購入してみたんです」と園田さん。それまでは布だけで、革は扱ったことがなかったものの、豚革は油分が少なく布に近い感覚で縫えるため、扱いやすかったといいます。

「青というか緑というか、とにかく美しい発色に感激して手にしたので、自分用のトートバッグを作ってみました」

 

その豚革をなめしている墨田区にある工場が、一般の方向けにも工場見学を催していると知り、好奇心から参加。そこで、その工場のものづくりの姿勢に共感したのだそう。

ちょうど同じころ、雑誌に掲載していた布製ルームシューズからご縁がつながりルームシューズ展を予定していた園田さん。その工場の革を使ってルームシューズとバッグをつくりました。「sonor(ソナー)」の誕生でした。

 

こちらはいまも人気商品のひとつ、レザーのルームシューズ。

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スタートして今年で7年目、ずっと自宅を作業場にしていましたが、この秋からアトリエを構えました。

「予約制ではありますが、オープンアトリエにしてお客さまと直接コミュニケーションが取れる場所にしたいな、という思いもあって」

ものづくりも好きだけど、人と話すのも好き。そうしてつながれたご縁で今があるという園田さんらしい選択です。アトリエの大きな鏡は、バッグを持ったときのバランスが確認できるように。

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奥にある作業場も少し見せていただきました。

 

革用のミシン。レトロな趣がかわいい。

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こちらは革用の鋤き機。縫い代の部分だけ薄くするためのもの。

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ポシェット「sono3(そのさん)」。上が作業途中のもので、下が完成品。

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園田さんの代表的作品である「sonor(ソナー)」”ARAI YOKO”(左・¥27,000+tax)と”ARAI SAKOSSHU”(右・¥14,500+tax)。

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「人の名前みたいですが(笑)洗いをかけた横型サコッシュです」どちらも染めのみのナチュラルな風合い。

 

今後、この場所でさまざまなことを発信していきたいと話してくれた園田さん。レザーそれぞれの特徴や取扱店については園田さんのサイトもチェックしてみてくださいね。https://www.sonorsonor.com/

 

さて、出来上がってきた私のバッグはこちら! 

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身体とのバランスもとれ、持ちやすくなって大満足です。なにより軽く、持ち手の幅が広いので肩にかけてもラクチン♪ このバッグがあれば大荷物の私の長年の肩こりも解消されそうな勢いです。

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そして、今回依頼したお直しについて、園田さんからこんなコメントをいただきました。

「バッグはそれぞれの使い勝手、バランスというのがかなり大切だと思っています。

自分もそうですが、普段使いのバッグは自分の体型や荷物の量に合ったものがいちばん出番が多く、愛着が持てるものになります。基本的に自分目線でのデザインで作っていますが『sonor』としては使い手に寄り添うという事も大切にしたいことです。

すべてのバッグが理想的にお直しができるわけでもありませんが、できるだけ使い手の方の意見を取り入れた上でお直しをさせて頂くと、そこでまた新たにその方に寄り添い、長く使ってもらえるのではないかというちょっとしたワクワク感を感じます。

自分の元に一時的に戻ってきたバッグを見ると、新品のときとは違ったそれぞれの“育ち”を見ることができるのがとても貴重であり、大切に使って頂いていることに対してありがたく温かい気持ちになります。今回もそのような思いでお直しさせて頂きました。ワクワク感をありがとうございました!」

 

園田さん、こちらこそありがとうございました!

Profile

そのだあきこ

1978年 福岡県生まれ。短大・専門学校にて服飾を学ぶ。子育てを通じて環境にやさしく未来につながるモノづくりの大切さを思う。日本の職人が生み出した素材を知ること、伝えることが 未来につながると信じ、モノづくりを続けている。https://www.sonorsonor.com/

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