ふくづかまりさんの漆器 ~niguramu(にぐらむ)より vol.20~

2016.06.20

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能登島で2006年に始まったクラフトマーケット「のとじま手まつり」。
「のとじま」と「てまつり」の頭文字を取って「のて」という愛称がついているこのイベントは、2016年の秋で11回目を迎えます。クラフトブースはもちろん、能登の美味しいものが味わえる飲食ブースが大充実で、芝生の上でのんびり一日過ごすのも楽しいんです。

今回ご紹介するのは、「のて」のクラフトマーケットで出会った、漆作家・ふくづかまりさんの作品です。

“漆の気持ちよさ、美しさを感じてほしい。漆のものを一つでも次の世代に残し、漆の文化を伝えてほしい。”そんな思いから、2015年に自身のブランドを立ち上げた ふくづかさん。

若い作家さんらしく、カジュアルでかわいらしいアクセサリー作品もつくっていますが、特に惹かれたのが器や箸。形や仕上げがとても美しく、すぐにその場でお取り扱いさせていただきたいとお願いしました。
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「紙皿」は、紙と麻布に柿渋や漆を塗って仕上げられた乾漆器。深くマットな黒がかっこいいです。紙製ですが水洗いもでき、割れる心配もありません。驚くほど軽いので、最近、手に力が入りにくくなってきたというご年配のお客様も喜ばれていました。

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「毛糸模様細箸」は、全体的に細身ながら、手元は四角が膨らんだ銅張型、箸先はより細く丸くなっている、なかなか凝った形。さらに、手元の毛糸模様には粉固めという少し膨らみを持たせる技法が用いられ、模様であると同時に、滑り止め効果があります。箸先にも滑り止めが施されていて、手に取ると、使う人の気持ちに沿ったデザインだなぁというのが実感できます。
 
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漆って敷居が高いと思われがちだけど、全然そんなことはありません。上品な華やかさと、ほっとする感触。なにより軽くて丈夫。さすがに、電子レンジや食洗器、ナイフとフォークでガリガリは無理ですが、熱い汁物を注いでも揚げ物を盛っても大丈夫。特別なお手入れも不要で、スポンジと洗剤で洗えます。お椀やお箸など毎日使うものこそ、ぜひ漆のものを取り入れていただきたいと思います。

ふくづかまりさんの漆器
紙皿 ¥3,240(税込)、毛糸模様細箸 ¥2,376(税込)
text:宮嶋ヒロコ

niguramu ~BRANCH Shop~

日本各地から日用品、雑貨、器、アクセサリーをセレクト。連載コラムの執筆は、店主の辻 喜代司さんと宮嶋ヒロコさん。

 

石川県金沢市高岡町18-13

TEL:076-255-3546

11:00~19:00 火曜定休

http://www.buk.jp

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