子育ても、花の仕事も、うまくやるより「今」を楽しんで 「Tiny N」主宰 岡本典子さん vol.2

暮らしのおへそ
2016.12.28

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Vol.1はこちらから

「入り口にある花のある空間を通って店内へ。そんなお店づくりをさせていただいたのは、
とても楽しかったですね」。

 さらに、たまたまパーティーで出会った方との縁で、
二子玉川に初めての自分のお店「Tiny N」をオープンさせました。
6年目にお店を閉めたのは、撮影などの仕事などが増えてきたから。

「ちょうどそのとき、東日本大震災が起こって、
明日どうなるかわからない……ということを実感したんです。
だったら、自分がしたいことをしなくちゃ。自分を表現する仕事をしていこうと思って」。

 今では、「ドン・ペリニヨン」のシークレットパーティのために、
洞窟や、倉庫1棟丸ごとを花で演出するなどビッグ仕事も手がけるように。

「よくそんな大それた仕事うけたね! と友達にあきれられるんですが、
なんとかなるさって思っちゃうんですよね」

先のことは考えない。わらかないなら、わからないままやってみる。
それは、仕事も子育ても同じです。

「うまくやろうと思うと、いいことがないんですよね。なるようになればいい。
うまくいかなくても、”うまくいかない”状態を楽しんじゃえばいいと思うんです」。

 朝が早い分、夜にはパワーダウン。
それでも、夕食後には、ご主人と束の間の「妄想タイム」を過ごします。

DIYとキャンプをこよなく愛すご主人と、
「次は部屋のどこをリフォームしようか」
「今度の休みは、どこへ出かけようか」と
妄想を膨らませるのが楽しみ。そして9時には就寝!

 人は、我慢をしたり、無理して頑張ったりと、
自分で”イガイガ感”を生み出しているようです。
「なんでも、目の前のことを楽しんじゃえばいい!」
そんな岡本さんの姿を見ていると、
どんな現実でもくるりとハッピーな方角へと
裏返すことができるんだと信じたくなります。

text:一田憲子 photo:寺澤太郎

『暮らしのおへそ Vol.22』より

Profile

岡本典子

OKAMOTO NORIKO

花のアトリエ「Tiny N」主催。英国留学から帰国後、フローリスト、家具ショップを経て、自身の店「Tiny N」をオープン。閉店後は展示会や店舗のディスプレイ、テレビや雑誌などの撮影のスタイリングを手がけ、アトリエでは教室も開いている。

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