料理家・渡辺有子さん まだまだやれることがたくさんある vol.2

暮らしのおへそ
2017.03.08

Vol.1はこちらから 

レッスンの前には、次のレシピをとことん考え抜くと言います。
雑誌で「なすを使った料理10品」と言われれば、
すぐに10皿をあげることができます。
でも、教室では、その人が帰ってからの暮らしを想像しながら、
何を伝えるのかを明確にしなければなりません。

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「家で何度も作り続けるひと皿になってほしい。
作りやすくて、でも今まで作ったことがないような、
新たな発見がある献立を……と考えますね」。

 それは、たとえば、いつも火を通していた
ズッキーニを薄くスライスして、生で食べることだったり、
いつもの野菜を菜切包丁でスパッと切れば、
味わいまでが変わることだったり。

 

「料理って、とてもクリエイティブなものだと思うんです。
それは、いつものすぐ横に、別のおいしさもあることに
気づくことだと思います」。

 こうしてレッスンを始めてみると、

「私には、もっとできることがあるかもしれない、
と自分の力を信じてみたくなりました」と渡辺さん。

いつもの料理の見方を変える

いつもの野菜、いつものおかずでも
違う角度から見つめてみれば
新しいおいしさに気づく

盆ざるを使う

葉もの野菜や、オクラやさやいんげんなどをゆでたら、
水に取らずに盆ざるに広げて冷ます。
広げることで水分が蒸発して飛ぶので、
仕上がりが水っぽくならない。
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菜切り包丁を使う

3年ほど前、包丁研ぎの教室に行ったのを機に、
毎日菜切包丁を使うようになった。
「切り口がキラキラしているんです。
舌触りやおいしさまでが変わるんですよ」

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ズッキーニを生で食べる

いつもは火を通すことが多いが、
薄い輪切りにして水にさらし、塩とこしょう、
オリーブオイル、グリュイエールチーズをふりかけて、
生で食べるサラダに。
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Vol.3に続く

『暮らしのおへそ』Vol.22より photo:馬場わかな text:一田憲子

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渡辺有子

Watanabe Yuko

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