「ヤエカ」井出恭子さんインタビュー(後編) 「できそうなことより、できなさそうなことを」

暮らしのおへそ
2016.02.24

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「ヤエカ」井出恭子さんインタビュー(前編)「日々の料理には生活のセンスすべてが含まれている」はこちらから

井出さんが、ファッションのスタイリストをしていた服部さんと出会ったのは大学生だった頃。卒業して、会社員として3年間働いた後、ふたりで「ヤエカ」を立ち上げました。最初はシャツとチノパン、ジーパンなどを作り、知り合いに声をかけて展示会を。

 「シャツやチノパンは、みんなが着ているアイテムなのに、ほとんど注目されていませんでした。洋服といえば、 ちょっと特別な日におしゃれをして出かける、といった具合に“生活から離れるため”のもの。私たちは、それを“生活に根ざしたもの”として作りたかった。定番として着続けるものって何だろう?と考えたときに、シャツやチノパンだったんです」。

  ブランドを立ち上げて3年目からは、井出さんもレディースのデザインを手がけるように。そして5年目にショップをオープン。たちまち多くの人に愛されるブランドに育っていきました。

「新しいことを始めるときは、だいたいいつも無理をしますね(笑)。自分たちの今の規模で考えたら、ちょっと無理なところに手を伸ばして、ギリギリな感じでやっちゃう。だからいつもドキドキしています。それは、私生活でも同じ。たとえば家を借りるときにも、『ああ、この物件いいなあ』と思うと、自分たちの手が出せるちょっと上のものだったりするでしょう? そんなときも、ちょっと背伸びをしたほうを選んでしまう。あえて困りそうな道を選んじゃうんです。想定内より、想定外のことのほうが、いろんな勉強ができると思うから」と語ります。

 

『暮らしのおへそVol.20』より photo:馬場わかな text:一田憲子

 

ヤエカホームストア

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http://www.yaeca.com

Profile

井出恭子

Ide Kyoko

3年間会社員として働いたのち、スタイリストとして活躍していた服部哲弘さんと共に「ヤエカ」を立ち上げる。ウィメンズのスタートをきっかけにデザイナーとして参加。一昨年、白金の一軒家で、ヴィンテージ家具や雑貨と洋服を揃えたライフスタイルショップ「ヤエカホームストア」を開く。

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