季節の香りを楽しむ「東京香堂」の香袋

今日のひとしな
2018.02.05

~「組む東京」 vol.5~

「東京香堂」を主宰するペレス千夏子さんのご実家は、仏事などで使うお香やお線香の製造・販売を生業とされています。千夏子さんは、その道を継ぐことを決めたときに、フランスで香水の都といわれるグラースに、調香を学びにいかれました。帰国後、ご自身で「東京香堂」をたちあげ、日本と西洋の伝統技術を融合させたインテリア・アロマ・インセンスのブランドを展開するようになりました。

「香りは植物のエネルギーそのもの」と言う千夏子さんの言葉に、私も深く共感し、「組む」では「東京香堂」の100%天然原料でつくられたお香など、様々な製品を扱うようになりました。

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<香袋 885円(税込) ラベンダー×白檀、スパイスなど、様々な天然香料のブレンド>

そんな千夏子さんとのおしゃべりの中で、「季節の天然の香料を自由にブレンドして、小さな和紙の袋に入れて持ち歩くのはすごく楽しい」というお話を伺いました。「自分だけの香りの袋を作るワークショップをやろう」、それを「『組む』のオリジナル製品として販売しよう」と、話はトントン拍子に進みました。袋は、「組む」の常設作家の森田千晶さんの和紙で制作することになり、「組む」初のオリジナルプロダクトの香袋は、こうして生まれました。

香袋は、様々な天然香料のブレンドで、名刺より少し小さいサイズに作られています。匂い袋と違って平たいので、名刺入れに入れたり、手帳や本にはさんだりして使うことができます。名刺を出す瞬間に良い香りがふわっと漂ったり、手帳を開くたびに香りがたち、気分がリフレッシュします。最近は手紙を書くことも少なくなりましたが、封筒に入ってこんな贈り物が届いたら、きっと素敵だろうと想像してしまいます。

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「東京香堂」のペレス千夏子さん。「組む」での香袋を作るワークショップは、ペレスさんがもってこられた様々な香料で、各々にオリジナルブレンドの香袋を作りました。

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こちらは、香料の一部。ラベンダー、パチョリ、カルダモン、丁子、甘松、桂皮、安息香、茴香(ういきょう)など。見た目は、お料理のスパイスのようですね。実際、食べ物のスパイスや果物の皮なども、とても良い香料になります。これら一つ一つの香りをかいでいるだけでもとても楽しいのですが、これらをブレンドして生まれる香りの相乗効果(ときには驚くほど相殺されてしまうことも)は、本当に奥が深く、興味をかきたてられます。

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こちらは、森田千晶さんに制作していただいた和紙。ワークショップの当日に配布したものです。

ワークショップに参加していただいた方が、各々の独自のレシピで作った香袋は、不思議と作った方の個性があらわれ、とても魅力的なものに仕上がりました。

 

組む東京

国内外のものづくり、手工業の交流拠点となる場として、ショップ、ギャラリー、コミュニティ・スペースの機能をもつお店。「今日のひとしな」の執筆は、代表・キュレーターの小沼訓子さん。

 

東京都千代田区東神田 1-13-16
tel:03-5825-4233
営業時間:12:30~19:00
不定休(サイトをご確認ください)
http://www.kumu-tokyo.jp/
インスタグラム @kumutokyo
 

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