大人になって感銘を受けた本【後編】

「大人暮らしで見直した10のもの」1週間特集
2018.03.09

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先日発売された本「大人暮らしで見直した10のもの」では、素敵な先輩方に、大人になった今だからこそ、心にしみる本、改めてハッとさせられた本について伺いました。

若い頃には見過ごしてきた言葉や、やり過ごしてきた感情に、思わず心を揺さぶられてしまう……。立場が変わり、経験値が上がったことで、読書体験も以前とは変化するようです。写真は、みなさんがいつも読書したり、本を置いていたりする場所で撮らせていただきましたよ。
 

古い本から学ぶことはたくさんあります
スタイリスト chizuさん

『山の味里の味』酒井佐和子、『洋食や』茂出木心護(中央公論社)※ともに絶版

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料理のことを綴った古本2冊。装丁のデザインや色使い、文字組みなどが美しく、折に触れては開き、美しさのエッセンスを吸収。「現代にはない美意識や、食の楽しみ方を教えてくれます。書いてあるのはあくまでも普通のことなのに、妙に納得がいくし、新鮮な部分も多々あります」

 

書かれている言葉すべてに共感
「ギャラリーフェブ」引田かおりさん

『嫌われる勇気』岸見一郎、古賀史健(ダイヤモンド社)

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“アドラー心理学” を基に、私たちが日頃抱えている人間関係の悩みをシンプルに解決し、自分らしく生きるための方法を紹介した本。「長年、もやもやっと『こうだよな』と自分なりに考えていたことが、この本に集約されていたんです。明快な文章で頭に入り、すっきりしました」

 

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