石川博子さん vol.3「大人暮らしにちょうどいい食卓のルール」

大人暮らし これからの食卓
2019.07.03

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玄米と白米を交互に食べる
玄米派の石川さんと、白米好きな夫、両者が楽しめるよう交互に炊いている。「娘がいた頃は、夫と娘は白米の炊き立てを、私は玄米の冷凍ごはんをチンして食べていました。玄米は炊飯に時間がかかるからまとめて炊いていたんです。でもある時、白米ばかり炊き立てでずるい! と思い、この方式に」

 

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酢漬けの黒豆を1日7粒
炒った黒豆をたっぷりのお酢に1週間ほど漬けたものを、朝食後に食べている。「高血圧や糖尿の予防になると聞いて。健康のためなることを何もしていないわが家の、唯一の習慣です」

 

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毎朝の甘酒豆乳ブレンド
甘酒を朝食後にゴクゴク飲むと、1日の栄養がチャージされた気分に。「マルクラ食品」の「玄米あま酒」を長年リピート。濃厚なので、同量の豆乳と割って飲みやすくしている。

 

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コーヒー党から日本茶党に
食後に休憩にと、休日は一日中お茶を楽しむ。「かつてはコーヒーがメインでしたが、この頃ちょっと重く感じるようになってきて。濃いめのお茶を飲むと、頭も口の中もすっきりします」

 

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酢の物は毎食のように
酸味好きな石川さんの食卓では、酢の物は必須。レパートリーが限られていたけれど、食堂「あたらしい日常料理ふじわら」で教わり最近加わったのが、ひじきのマリネ。水で戻したひじきをざく切りにし、酢、しょうゆ、オリーブオイルを1:1:1の割合で合わせたものに漬けるだけ。「調味料が全部同量なので覚えやすいんです。きのこを足すなどのアレンジをしながら、すっかりわが家の定番に」

 

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甘いものは夫婦で半分こ
50代のうちから「すっかり代謝が落ちた」と感じ、夜の炭水化物は控えめに。食後の甘いものも、ひとつを夫婦で分け合うことにしている。「もうちょっとほしいな、くらいの量がちょうどいい」

 

「“これから”の暮らしと食卓」より
photo:砂原 文 text:鈴木麻子


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Profile

石川博子

Hiroko Ishikawa

広告系のスタイリストを経て、1985年に、器や布ものなど生活雑貨の店「ファーマーズテーブル」をオープンさせる。主な著書に『「ファーマーズテーブル」石川博子 わたしの好きな、もの・人・こと』(主婦の友社)がある。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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