素敵な器を使った朝ごはんコラム、1月担当は「うつわ大福」の平安名康美さん

器店主の朝ごはん
2018.01.06

あけましておめでとうございます。お正月は、たっぷりおいしいものをいただきつつ、ゆっくりできましたでしょうか? そろそろ日常生活に戻る準備をしないとですね。朝ごはんをしっかり食べ、体調をととのえて、新しい年をスタートさせましょう!


さて、2018年「器店主の ある日の朝ごはん」連載のトップバッターは、青山「うつわ大福」さんです。明日のコラムが始まる前に、お店のご紹介をさせていただきますね。

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すっきり広~い空間で、自由に器を見てまわれる「うつわ大福」の店内。敷居が高くなく入りやすい雰囲気だから、青山に遊びにきたり、近隣で働いていたりする若い人たちも、多く訪れるそう。

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「場所柄、いろいろな器を見てきて目が肥えている方も多くいらっしゃいますが、それと同じくらい、一人暮らしを始めた人、友人にお祝いを贈りたいけれど、どんなものがいいか悩んでいる人など、20~30代のお客様もよく来てくださるんです。私たちスタッフがどんどん話しかけて、相談にのっちゃうからですかね」と笑う、店主の平安名さん(右)と横山さん。

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たとえば、「いまどんな器を持っているの? それなら、意外とこういうお皿も合うわよ」とか、「私はこうやって使っているけれど、あなたの家では、こういうものを盛り付けたらよさそうね」とか、アドバイスはものすごーく具体的かつ、個人的(笑)。頼りがいがありすぎて、思わず「ねえさん!」と呼んでしまいたくなってしまいます。

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そんな器初心者さんにはもちろん、器好きの方々にも大好評だという「九谷青窯」の器たち。若手の九谷焼の作り手さんたちが、普段使いできるように、と作っているものなので、モダンかつかわいらしい色柄が新鮮です。

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「スタッフはみんな、『やっぱり、これいいな』と、自分の店で買い物しちゃうんです。欲しい器はだいたい、ここにあるという感じ。自分たちが『いいな、好きだな』と思う器を並べているので、お客さまが気に入って手に取ってくださると、話にもついつい熱が入ってしまって……(笑)」

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平安名さんをはじめ、スタッフは全員、長年、雑貨業界で働いていた精鋭たち。だから「うつわ大福」には、器店というよりも、雑貨屋さんの空気感があるのかもしれません。こちらの、食べ物の形をした箸置きをはじめ、遊び心のあるアイテムが、店内各所にひそんでいます。

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お祝いのギフトとして人気の、水引を結んだようなデザインのペアカップ。桐箱にも同じく水引が巻かれていて、「おめでとう」の気持ちをたっぷり込められそうですね。

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こちらの一角には、子供向けの器が。軽くて扱いやすい木のプレートや、ミニサイズの漆のお椀など、小さいころからこんな「ほんもの」に触れられるちびっこ、うらやましいです。出産祝いにどうぞ~。

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陶器と組み合わせた苔玉もズラリ。

プレゼントを探しに来たのに、自分用のものを買って帰る人が続出しちゃうのもうなずけるラインナップです。ぜひ、青山散歩がてら、「うつわ大福」をのぞいてみてくださいねー。
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うつわ大福

表参道と外苑前の間にある、雑貨屋さんのような器店。色絵や染付の磁器、風合いのある陶器など、普段使いの器を揃える店。「器店主の ある日の朝ごはん」コラムの執筆は、店主の平安名康美さん。

 

東京都港区南青山3-8-5 デルックス南青山1F
TEL:03-6326-7482
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜
http://www.utsuwa-daifuku.com

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