素敵な器を使った朝ごはんコラム、9月担当は「IZUMO(イズモ)」の助野いづみさん

器店主の朝ごはん
2018.09.01

まだまだ暑いですが、夕方に吹く風や日差しのやわらかさから、少しずつ秋を感じられるようになってきましたね。やや落ちていた食欲も、だんだん戻ってきているのではないでしょうか? お気に入りの器を使った朝ごはんも、楽しめそうですね。さて、明日から今月の「器店主の朝ごはん」連載を書いてくださるのは、神奈川・横浜の器店「IZUMO(イズモ)」を営む助野いづみさんです。今日はお店の様子をご紹介しますね。

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あざみ野駅からバスで10分ほど。閑静な住宅街に佇む一軒家が、今回ご紹介する「IZUMO」です。コンクリートと木、鉄で構成された建物は、「ここはレストラン? でなければ美術館?」といった雰囲気。

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じつはこちら、店主・助野さんのご自宅兼ショップなんです。右は玄関の扉で、左の扉の先には……

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小さなお店がありましたー。普段、お店の扉は閉まっていますが、そこはご安心を。アプローチの階段をのぼると、ほどなくして隣の玄関から、店主の助野さんが登場します。お客様が来ると、センサーでわかるようになっているのだそうです!

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「すっきりした雰囲気の中に、作家さんの個性や味わいが、そこはかとなく感じられる器が好みです」と穏やかに微笑む助野さんは、2人の20代の息子さんのお母さま。長年の間、食欲旺盛な息子さんたちのために、大盛のおいしいごはん作りに腕をふるってきました。

そんな専業主婦時代を経て、12年前、家を建てることになった際、ご主人にお願いしたのが「小さな器店を作ってほしい」ということ。それは、学校から帰ってくる息子さんたちを、家で迎えてあげられることと、大好きな器を扱う仕事を始めること、その2つを同時に叶えられるアイデアでした。

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お母さまが茶道の先生をしていた影響もあり、若い頃から器に惹かれていた助野さん。最初は洋食器を集めていましたが、ある日、ギャラリーに勤める友人から「多治見に和食器を見に行こう」と誘われ、なんの予備知識もないまま窯元めぐりをすることに。

それまでの和食器のイメージは、土っぽさのある重たい大皿や、普段使いはとてもできないような繊細で華美な絵付けのもの。ところが、そこで出会ったのは、美しくも身近な感じのする和の器たちでした。特に、水野幸一さんの工房で見た、薄く軽やかで、シンプルなのに存在感のある器に、目を奪われたそう。

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その後、水野さんの作品をはじめ、「好き」と感じた器を集めてお店を開き、当時は珍しかった、電話やメールでのオーダー受付をスタート。すると、想像を超える多くの方から「こんな器が欲しかった」と注文が入りました。主婦目線でセレクトされているからでしょうか、「IZUMO」ではギフトではなく、圧倒的に自分用、家族用の器を探しにくる方が多いといいます。店内には、こちらのミヤチヤスヨさんの器のように、あまり常設されていない作家さんのものも、ちらほら。

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棚の上段に並ぶ、半田濃史さん作の藍色の器も、通常、個展でしか手に入らない人気の品だそう。下段のスリップウェアは、明日の朝ごはん連載に登場する予定ですので、お楽しみに~。

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自宅の2階にある、こちらの大きなテーブルでは、金継ぎや苔玉などのワークショップを定期的に開催しています。ゆくゆくは、茶道具や茶碗を入れる袋「仕覆(しふく)」を作る教室なども開催したいと思っているそう。器を通して楽しみがどんどん広がりそうで、わくわくしますね。

ぜひ一度、お店に訪れてみてくださいね。駐車場も2台分用意されていますよ~。

IZUMO[utsuwa](イズモ)

神奈川県横浜市青葉区大場町387-27
TEL:045-972-4230
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休(サイトのカレンダーをご確認ください)
http://izumo-utsuwa.com
Instagram「@izumo_utsuwa

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