小松貞子さんのコーディネートレッスン その2

悩みを抱える3人の方に小松さんがしたアドバイスは、意外や「今のままでいいんですよ」というひと言。自分の「いいところ」を輝かせるのがおしゃれの第一歩です。CASE2:白田 茜さん(フリーライター)<白田さんのお悩み>●たくさん服を持っているはずなのに、着ていく服がない●出産後体型が変わって、キャリア服が似合わなくなった40歳になった途端30代で着ていたキャリア服は似合わなくなり、出産で体型は変わり……。「おしゃれが全然まとまらなくなってきて」そんな白田さんに小松さんが用意したのはジャケットだけ。「ベースのアイテムをひとつ持つとスタイルが決まるんです」きれいな色の服が好きという白田さん。オレンジ色のワンピースもデニムも、ジャケットとともに新鮮に着こなせそうです。<LESSON1>体型カバーのイージーな服より背筋を伸ばしてくれる一着を「体型が変わるとラクな服ばかり選びがちですが、あえてジャストサイズでキリッと着るものを選ぶと、背筋が伸びますよ」と小松さん。<LESSON2>袖はロールアップしてバランスをとって白田さんの身長は155㎝。ジャケットの袖がやや長いのでロールアップして。テーラードの胸元は体のラインをスッキリ見せてくれるビビッドな色が好きという白田さん。オレンジのニットワンピースに、グレーのジャケットがぴったり。襟元にはパールをあしらってお出かけモードに。<Variation>手持ちのデニムにもデニムとTシャツというカジュアルな装いにも、ジャケットを一枚プラスすると、ガラリと印象が変わる。<本日のレッスンまとめ>そのシーズンの中心になるアイテムをひとつ持つ。すると、いつものおしゃれがまとまってくるはずです。 photo:和田直美 text:一田憲子もっと詳しい内容は、ただいま発売中の『大人になったら、着たい服 ’18-’19秋冬』でご紹介しています。ご覧になってみてくださいね。Amazon楽天ブックス→その他の『大人になったら、着たい服』の記事はこちら